ノーベル受賞者が教育制度を批判
益川さんと小林さん、文科相ら表敬…教育行政を手厳しく批判
10月10日11時12分配信 読売新聞
益川さんと小林さん、文科相ら表敬…教育行政を手厳しく批判
野田科学技術大臣(右)を表敬訪問したノーベル物理学賞受賞の小林誠さん(左)と益川敏英さん=竹田津敦史撮影
ノーベル物理学賞の受賞が決まった京都産業大教授の益川敏英さんと日本学術振興会理事の小林誠さんが10日午前、2人そろって塩谷文部科学相と野田科学技術相を訪問した。
益川さんは塩谷文科相に、大学受験などで、難しい問題は深く考えず易しい問題だけを選んで解くよう指導している学校の現状を指摘。「これでは、考えない人間を作る『教育汚染』だ。親も、じつは教育熱心じゃなくて『教育結果熱心』だ」と教育のあり方を手厳しく批判。
小林さんも「検定教科書には必要最低限のことが書いてあるだけ。もっとストーリーが必要」と、読む気を失わせる教科書の現状に苦言を呈した。
日本人がなにか栄誉ある賞をもらうと、決まって政治家達が、まるで自分が賞を取ったかのように得意げに出てきて発表するのはなぜでしょう?
麻生総理大臣も同じでした。
受賞が決まった日、ノーベル賞受賞者は麻生総理からお祝いの電話を受けたと言います。
「麻生総理がこの度はありがとうございました
とおっしゃったが、なぜありがとうなのかわかりませんでしたが‥」
とひとりの方が笑って答えておられました。
この日は、益川氏と小林氏が文部科学大臣を訪問した時のこと。
政府が言って欲しくないことを、ふたりが堂々と、テレビカメラの前で話されました。
「受験という制度のせいで、日本人の考える力がなくなっている。これでは『教育汚染』だ」
自民党は、選挙で民主党に差をつけたいという思いもあって、お二人を呼んだのだろうが、これでは、まるで、逆効果だったでしょう。編集をすることなどできず‥
ノーベル賞受賞のふたりに、だれも文句を言うことはできない。
ふたりは自由な意見を述べただけなのだから。
文部科学大臣はひたすら小さくなり、叱られた子供のように、「はい、はい、おっしゃるとおりです」
と話している姿はただただ情けなく見えました。
最後に、あわてて取り巻きのひとりが
「そろそろインタビューを終わりにしましょう」
その声がインタビューを遮るようにして、インタビューは終わりました。
あれはなんだったのでしょうか?
「もう話しちゃだめだって」
苦笑いを浮かべて益川氏が言いました。
10月10日11時12分配信 読売新聞
益川さんと小林さん、文科相ら表敬…教育行政を手厳しく批判
野田科学技術大臣(右)を表敬訪問したノーベル物理学賞受賞の小林誠さん(左)と益川敏英さん=竹田津敦史撮影
ノーベル物理学賞の受賞が決まった京都産業大教授の益川敏英さんと日本学術振興会理事の小林誠さんが10日午前、2人そろって塩谷文部科学相と野田科学技術相を訪問した。
益川さんは塩谷文科相に、大学受験などで、難しい問題は深く考えず易しい問題だけを選んで解くよう指導している学校の現状を指摘。「これでは、考えない人間を作る『教育汚染』だ。親も、じつは教育熱心じゃなくて『教育結果熱心』だ」と教育のあり方を手厳しく批判。
小林さんも「検定教科書には必要最低限のことが書いてあるだけ。もっとストーリーが必要」と、読む気を失わせる教科書の現状に苦言を呈した。
日本人がなにか栄誉ある賞をもらうと、決まって政治家達が、まるで自分が賞を取ったかのように得意げに出てきて発表するのはなぜでしょう?
麻生総理大臣も同じでした。
受賞が決まった日、ノーベル賞受賞者は麻生総理からお祝いの電話を受けたと言います。
「麻生総理がこの度はありがとうございました
とおっしゃったが、なぜありがとうなのかわかりませんでしたが‥」
とひとりの方が笑って答えておられました。
この日は、益川氏と小林氏が文部科学大臣を訪問した時のこと。
政府が言って欲しくないことを、ふたりが堂々と、テレビカメラの前で話されました。
「受験という制度のせいで、日本人の考える力がなくなっている。これでは『教育汚染』だ」
自民党は、選挙で民主党に差をつけたいという思いもあって、お二人を呼んだのだろうが、これでは、まるで、逆効果だったでしょう。編集をすることなどできず‥
ノーベル賞受賞のふたりに、だれも文句を言うことはできない。
ふたりは自由な意見を述べただけなのだから。
文部科学大臣はひたすら小さくなり、叱られた子供のように、「はい、はい、おっしゃるとおりです」
と話している姿はただただ情けなく見えました。
最後に、あわてて取り巻きのひとりが
「そろそろインタビューを終わりにしましょう」
その声がインタビューを遮るようにして、インタビューは終わりました。
あれはなんだったのでしょうか?
「もう話しちゃだめだって」
苦笑いを浮かべて益川氏が言いました。