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ずぼら人間もち子の育児日記

アラサー育休中ずぼら人間もち子の2歳0歳兄弟の育児日記です。


先週家族でショッピングモールに行った。


私は次男を抱っこ紐に入れ、
夫が長男の手を引くスタイルで参戦。


二店舗ほど見たあたりで想定どおり長男が飽きて駆け出したので、夫とは阿吽のアイコンタクトで解散。


残りの買い物は私が次男を連れて続行した。



ただ、次男も今や10キロ級。
1人で2人を連れて歩く時は自由奔放な長男を俊敏に追いかけ回すために死ぬ気で抱っこ紐に入れているが、
今は次男だけなので赤ちゃんを乗せられるカートを使おう!と思い立った。



来慣れたショッピングモールなのでカート置き場へ最短距離で向かい、着いたところで驚愕。




なんといつの間にか、赤ちゃんを乗せられるカートがコインを入れないと借りられない方式になっていたのだ。
(100円玉を入れるとロックが外れるチェーンがついていて、返却する時にチェーンをつけるとまた100円玉が戻ってくるアレ。)




私は呆然とした。





財布には、1万円と11円しかない。チーン



しかもだだっ広いショッピングモールのちょっとマイナーな入り口付近。
これ、両替って誰に頼めばいいの?
専門店の人に「カート使いたいんですけど…」って言っていいの?
専門店の人、あんまりカートの管理とは関係なさそうだけど頼っちゃっていいの?




正しい依頼先として思い当たるのはゲームセンターの両替機とインフォメーションセンターだけど、
どっちも激遠。


私の肩と腰はとっくに限界なのである。




短気な私はイライラしてきた。





このキャッシュレス推進の時代になぜ唐突に100円玉を求めてくるのか。
セルフレジをやたらと取り入れてキャッシュレス決済をめちゃくちゃ求めてくるくせに、ここは100円玉なのか。
そもそもこのカートを使いたい赤子連れ層というのは、最高スピードで買い物を終えることに重きを置いて生きているので、電子マネー派が多いはず。
手に握ったお気に入り商品をいかに早く精算して手渡すか、どうやってぐずり出す前に車に帰還するか、そんなことばっかり考えているのだから、ジャラジャラした小銭を「えーっとえーっと」とか数えたりしていられない。







ないんだよ!!
100円玉なんか!!





怒り狂っていたら近くにショッピングセンター本体が運営するスーパーを発見。
すぐさま駆け込み、汗だくの顔で「赤ちゃんをカートに乗せたいので両替してください!!」と、なんの罪もないお姉さんに圧をかけながら両替してもらった。




わかるよ。




この数が限られたベビー用カート、そのへんにポイって置いて帰る人が多すぎるんだよね。きっと。
子どもがギャンギャン言い出してもうすぐに帰りたくて、えーいもう駐車場のそれっぽい隙間に置いちゃえー!とかやっちゃうんだよね。


コイン返却式にすればあるべき場所に戻されて、ショッピングセンター側はカートを必死こいて回収する必要もなくなるし、子連れ側も数が足りなくて困るなんてことにもならなくて、お互いにとって快適になる方式なんだよね。
わかるよ、わかる。




でも、コイン式はやめよえーんえーんえーん




このご時世もはや現金なんか待たずに買い物に出る人、それなりにいると思う。



最近コインパーキングとかコインロッカーの精算も電子マネーオッケーなとこ増えてるじゃない?
もはやコインという名前だけが取り残されてるような世の中じゃない?




ベビーカートの貸し出しも
なんとか電子マネーも可にしてください。🙏



そもそもベビーカー持参すればよかったし、めちゃくちゃ八つ当たりだよなーと思いながら、
ふとそのモールを運営してるスーパーの入り口を見たら、スマホ端末がズラーっと置いてあって、
自分でバーコードをスキャンしてアプリ内で決済してねという人件費省エネスタイルだった。




わかるよ、わかる。
人足りないよね。
でも。




そんなにすべてキャッシュレスにされるなら、我々はこのカートのためだけに現金を持ち歩かなければならないのか??



一旦なんとか落ち着いた怒りが再燃しました。
残りの買い物はカートの上の次男がグラングランに揺れるのも構わず、ものすごい速さで駆け抜けました。





ショッピングモールのベビーカートの前で鬼の形相をしてる女がいたらそれは私です。