マローンのレビュー -6ページ目

あひる 感想


今村夏子さん、2冊目。
やはり気になる作家、今村夏子さん。
あー、星の子の作者なんですね。(観てない) 
なんとなくあらすじを知ってる態度だけど。。
なるほど。

今回のあひる。
一般家族の話かとおもいきや。。
なんというか。。
善意が。。痛いやつ。
母親が。。宗教に熱心なあまり?
いや父親もなんか。。
主人公は普通だけど、
けどやっぱりずっと資格の勉強してるあたり。。生きづらい人なのか。
兄。。うっ。
ラスト、一悶着あってからの、
ハッピーエンドっぽく描かれるのに、
全然ハッピーに事が進む気がしない。
何なんでしょう、この不安定な家族という集まり。
兄の嫁に関して一切語られないあたりも、家族という枠にすら入れなれない様な気がしてならない。
こんな話描く人、只者じゃないな。

他、おばあちゃん家と森の兄弟。
この話、繋がってた。
おばあちゃんは、おばあちゃん思い出す。
いつでも受け入れてくれる、優しい人。
基本1人で、孤独。。だったのかもしれない。
そう思うと寂しくて悲しくなる。
もっと一緒に過ごせたら。。
よかったな。
こちらも、なんか家族の話なんだけど。
ちょっと読んでて不安になってくるやつ。
色んな家族の面があって、
でもそこにきっと。。想いがあるなって。
あひるとはまた全然違う、家族の描き方。

今、今村夏子作品に夢中になってきている。

木曜殺人クラブ 感想



木曜殺人クラブがネトフリに来たぞー!

楽しみにしてた映画。

実は先日図書館でこの原作を手に取り、

読み始めたところ。。。

挫折。

ミステリー小説って登場人物が多くて多くて。

名前や肩書きがちゃんと認識出来ない。

あれ?

誰だっけ?

え?

今までの読書でそんなそんな事あったか?

と思い返した所、ミステリー小説を読んでこなかったなと。

シドニーシェルダンが最期か?

自分が名前を覚えられないせいで

殺人現場見取り図をおもいえがけないせいで

重要な鍵を見落とすなんて!

ちょっと許せないわ。

と言う事で、

映像で見ればいいと思いました。


やってきました木曜殺人クラブ。

いい感じのご老人達。

人生のすいもあまいも噛み締めてきた、

彼らだからこそ出来る事。

アクションは出来ないし、

むしろ動きはゆっくりめ。

血は流れない。

そのかわり老トーク炸裂!

大抵の事はなんとかなる。

老人探偵団。

ある意味最強。


有料老人ホーム?

素敵過ぎる施設。

ホスピスもあるとは。

こんな老後素敵すぎやしないか?

で、

施設には色んなクラブがある訳。

そこにパズルクラブと称した殺人事件解明クラブが!

なにその面白そうなクラブ。

と思いきや、

施設運営者の相次ぐ死亡!

施設存続のピンチ!


やっぱり映画で観て正解!

非常に分かりやすく、モヤモヤなしです。

犯人とみせかけて。。的なのもてんこ盛り。

チラッと目配せとか。

タトゥーの柄もバッチリ目視!

犯人の顔が怖くみえたり、

優しく見えたり、

さすが、役者!

犯人は。。この中にいます。

いますとも!


てゆうかどんだけ貯金したら、

老後こんな生活が出来るわけよ?

仲間を大事にする

カッコいい老人になりたい。

まずはボケないように脳トレから。





素敵なカラストーンのリング♡はこちら↓

ミッションインポッシブル 6 フォールアウト 感想




さすがに6回目ともなると?
6回目。。。もやっぱりミッションがインポッシブル!
インポッシブルが止まらないシーズン6作目。
トムクルーズ疲れちゃう?
なんて事はない、むしろ足速くなってる??
てか絶対足速くなってるよね?!
犯人に、走って追いつくトムクルーズ。
カーチェイス、
バイクの逃走、
からの走り。
体力底なしのイーサンハント。

毎回サブタイトルが気になるミッションインポッシブルシリーズ。
今回はフォールアウト。
フォールアウトってドラマ好きなんですが、
意味は分からないな。
放射性降下物。。
今回プルトニウム爆破阻止だから?
副産物、予期せぬ波紋なんて意味合いも。
え?
イーサンハントの事?
イーサンハントがもしや怪しいぞ(謎の重要な悪人物)的な流れ出てきた気する。
やばいよやばきよ。

今回のMI6、前半つまらなく感じてしまった。
何だろ。
冒頭元妻が夢に出る。。ってえ?
なにそのフリ。
より戻す訳?
無理無理無理!
イーサンハントと色恋沙汰ってないなー。
取引相手の美女。
更に引き続きイルサ登場。
トムクルーズといい感じなりにやってきたのか、イルサ。
あっさり、プルトニウムが奪われて。。唖然。
え?

後半戦はドキドキだったけど。。
今回ちょっと長過ぎたかな?
イーサンの恋の行方もまた中途半端。
今回ミッションがインポッシブルでヤバかった
通常運行さって、ツッコミ。
からの笑い。
ほーん

インビジブルゲスト 悪魔の証明 感想




えー!

まじか!なやつ。

ラストのONE PIECEをはめたところ、

ぜんぶひっくり返された。。オセロってゆうか。

チェックメイト感半端ない。


面白かったと勧められた映画でしたが、

正直舐めてました。

半分程観た時点で、犯人ほぼ確定じゃない?

絶対の確信を持ちつつ。

代打の弁護士が現れる。

新たな証言者が現れたもんで、作戦会議が必要になる。

この弁護士に託すしかないのか?

からの

からの

からの

もいっちょからの!

結果面白かった。


いらないサブタイトルつけちゃった映画だなと思って。

なんでかな?つけちゃうの

これ観終わった人は悪魔の証明。。ってまたナンセンスなやつと思わずにはいられない。

悪魔みないな。。奴ではある。

悪魔というか。。クソ(以外)

何なんだろう邦題のサブタイトル。

かといって、他にイイ感じのタイトルを思いつく訳ではないのだが。


インビジブルゲスト 見えざる客人

サブタイトルいらん!

パッキンの分解が要らない!

水筒はこちら↓

むらさきスカートの女 感想




ハッと手に取った作品。

むらさきスカートの女。

読みたいと思える本に出会える奇跡。

シンプルに読みたいなと。


ベストセラーは面白いけど、

チャラかったり、癖があったり。

キモかったりするから、

割と好きな作者で選んでしまいがち。

でもたまには開拓したい!

2025、夏。


今回今村夏子さん、初!

今・村・夏・子 なんかシンプルで好感もてるお名前。

むらさきスカートの女ってタイトルも、

あっ、紫のスカート履いてる女性の話かって分かりやすい。

結果、話読みやすい。非常に。

文法も、表現も、言いたい事も、スッと入ってくる。

なんなんだろ。

小一時間あれば読み終わりそう。

スッと入る割に、ずっと違和感。

(誰やねん)

ストーリーも特に何も起きず。

主人公とむらさきスカートの女と何も起こらず。

交流が始まらないまま。。

おめー(主人公?語り手?)、誰やねん!

ゴーストなの?

だとしたらなんか残念だな。。

と疑い出した時。
といっても9割程読んだところ。
事件発生!
そしてついに!
えー?だから誰やねんw
ラスト精神的にうわーってくる
こう言うのを気持ち悪いと言うに違いないけど、
長々語られた経緯を読んできた身としては、
テンション上がった。
絶妙なタイミング!
そしてそんな予想しなかったラストに、
満足している。

クリームパンもいいけど、
ネコのパンも可愛い↓