もういちど生まれる 浅井リョウ 感想 | マローンのレビュー

もういちど生まれる 浅井リョウ 感想

ラストなんで。。そんな幕引き?
浅井劇場。
大学生青春編。
陽キャなキャンパスライフかと思いきや、
不穏な事がぶっ込まれる。。

今回短編集。
登場人物は大学生(もしくは浪人生、専門学生)
成人してるけど、社会人一歩手前で、
なんといえない身分。
いいよな。。大学生。
いやそうでもないか。
遊び納めをしながら、
見えない将来を不安に感じつつ、
周りの目を気にしながら、
生きてる。
それは、楽しいだけじゃないはず。
登場人物が全員主人公なの?
好きな人、慕っている先輩、かまってる後輩。
幼馴染、兄弟姉妹。
短編でありながら、登場人物が繋がっている。
そして、なんともいえない関係性が話を更に深くしてる。
ひーちゃん読んで、単なる短編集と思ってしまってごめんなさい。
さすが浅井リョウ先生。

え?
あの子。。ってたまに話すバイト先の同僚の?
ヒー!お兄さんて、学生映画の美術担当の?
監督って?
ヒロインがまさかの。。
バイト先の同僚の好きな人ー!
話を全部回収していく。
ミステリーな日常。
で、
ラストで犯人が。。
なんつう。
恐ろしいよ、浅井リョウ。
最後まで読んで。。初めて思い知らされるストーリー。

タイトルのもういちど生まれる。
の短編泣ける。
もし自分が双子だったら、姉妹と上手くやれる気がしない。
でも双子じゃないからといって兄弟と上手くやれる事もないんだけど。
「この世界に生まれ落ちたみたいだった」
飛び降り自殺するように、
もういちど生まれる気持ちで、
立ち上がれる気がする話。
素敵な話だった。
もういちど生まれるが最終話でもよかったじゃん。

そして、回文!
TBSラジオ生活は踊るの回文祭り開催中に、
謎にゲスト出演した浅井リョウ。
謎が溶けた!
今回の短編に回文の使い手が出てきたw
スイーツコレクションの使い手はこち↓