返校 言葉が消えた日 | マローンのレビュー

返校 言葉が消えた日




え、
ゴリゴリのホラー映画のラストにしては。。
ハッピーエンド(来世で)
なんだ?
なんか色々気になる作品。

まずはゲームが元。
学校内に閉じ込められたパニックホラーゲーム。
台湾で人気がでたやつを。。
映画化!
なるほど、
なんかちょっと、
サイレントヒル(映画)っぽいと思ったのよ。
執拗に追ってくる抽象的な化物。
たまにリセットした感じとか。
納得。

そして1960年代の戒厳令が宣布された台湾。
当時の証言や記録を基に製作された作品。。
時代背景が。。リアルすぎるとおもったら、
実際にそうだったのか!
え?
でもどうして?
政策の文句言われない様に、
変な知識つけるなで、色々禁止したのか。
本作では、
禁書をめぐる。。
チクった
チクられたの
ゴタゴタがホラーな方向にいってるの。
そこに片思いの恋愛要素をぶっ込んできたから、
なんかスゴい事に。

しかし
3部構成で、
丁寧に伏線を回収しつつ、
ラストに向かっていくので、
分かりやすい!
様で、
ちょっとタイムリープといか、
嘘か誠かホラーな世界の超常現象。。
も入ってくるもんだから、
分かりにくいんだよね。
死んだと見せかけて生きてる。
ファンとウェイ
結局ファンは実世界ではどうなっちゃったのかな??
ん?
謎。
ファンとウェイの名前が似ててどっち?ってなるのもややこしいポイント。

ゴリゴリのホラー、
怖いですね、
恐ろしいですね、
なんだけど、
自由を奪われた社会というのが
本当の恐怖なのかも
密告により人間不信になっていく中、
利用されただけ、悪くない
と言ったチャン先生!
よくぞ!
いい先生だな!
惚れてまうやろ。
色々考え深い作品だなと思いました。


【作品概要】
台湾の有名なホラーゲームを原作とした『返校 言葉が消えた日』は、1960年代に戒厳令が宣布された台湾を背景としており、当時の証言と記録を基に制作された作品です。