ゴールデン スランバー | マローンのレビュー

ゴールデン スランバー

本読みました。

「ゴールデンスランバー」

ゴールデンスランバー/伊坂 幸太郎
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Abbey Road/The Beatles
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↑アビーロードにゴールデンスランバー収録中!


主人公はビートルズのゴールデンスランバーを口ずさみながら、逃走する

時にはヘルプを歌う


読破して口ずさみたいのはイマジンでー

で、今聞きたいのは、ハッピークリスマス(WAR IS OVER)!

 

で、ジョンレノンが暗殺されたのは、1980年12月8日

暗殺?話とかぶるなー!


総理段人の暗殺者として濡れ衣を着せられた、

優男が訳の分からず、とにかく逃げるって話

でも、どうやら、自分を陥れた黒幕は、大きな組織、政府、国家的なものではないかー?!

事の大きさにとまどう優男が、

面白くもあり、

友情

信頼にの強さに感動させられたり

親子の絆に思わず涙がキラリです・・・


そして、元カノの存在も感動。

別れたら、他人

けっこうそういう人が多いようだけど、

他人として、受け流すには、できないくらい深い思い出が

元カレ(彼女)との間にもあるはず・・・

あたしは、助ける!

あいつ以外は・・・とかいって


で、

この本の怖いところが、

情報の錯綜

確かに、少し前に、元厚生労働省事務次官殺人事件が起きた

そのときの報道がまさにそれ

結局犯人は自主してきたものの、

誤った情報があたかも本当のようにながされてた

「犯人は左利き

「政治犯の可能性が高い

「共犯がいる可能性が高い

いまとなっては、どれもうそだったけど、

こうやって、犯人像が作り上げられていくんだなー

ってこと

もし、

自分が左利きで、

政治活動家で、

その時間、たまたま近くをうろついてて、

アリバイがとれなかったらー?

怖いよねー


でも、父親が群がるマスコミに

怒鳴りつける

「っちゃちゃと逃げろ」

に、感動しょぼん

ロックだねーオヤジ!