ミルキー | マローンのレビュー

ミルキー

本読みました。

ミルキー

評価★★☆☆☆


ミルキー (講談社文庫 は 26-10)/林 真理子
¥580
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林真理子の本を読んでると、

まるで女性週刊誌を読んでいる錯覚におにいる・・・

題材が不倫と離婚の繰り返しで・・・

本作も12話の短編集なんだけど、そのなかで、

不倫と離婚に触れていない作品は一作もないえっ


時には、若い愛人

時には、同級生

時には、仕事で知り合った人

器量の悪い人

金もちの人

医者や

サラリーマン

長年にわたる不倫

短い不倫

とにかくいろいろな不倫が展開する

さらに、大体、主人公は40代の中年代層の女

特別美人ではないが、色っぽかったり、身のまわりに気を使っているような女性


そして、

不倫している女がいうことは

秘密を持ち、人生を楽しむことを知っているという

不倫の醍醐味を語る


「不倫の話を読んで、

そそられている奥さん、

今こそ、

あなたも、

不満な日常生活からぬけだして、

不倫の世界で酔いしれてみない?」

って本がいってるみたいだ。