こんばんは。

にじいろの種のにじ種えりですニコ

 

毎日暑い日々が続きますね。

すでに夏バテ気味な私ですが、夏は

それほど嫌いではないのです。

中高時代は硬式テニス部で真っ黒だったしね。

 

さて。

今日は長男と次男のこと。

先日いつも行ってる長男の小児科で

色々と話していて、長男にはADHD傾向があると

言われました。そうそう、そうだった。

それは幼稚園の時からあって、グレーゾーンと

言われ続けていました。

でも、グレーゾーンってなに?

診断名がはっきりしないけど、それがどうしたの?

ある意味この子の個性なんじゃないの?

その頃は、あまり知識もなくそこまで深くは

考えていませんでした。

幼稚園の行き渋りは時々あったものの

行けば楽しそうだし、友達とも遊んでるし

あまり問題を起こすことはない。

 

ただ、あまり指示が入らず言葉だけでは理解しにくいこと、

何度教えても、わからなかったり(物の入ってる場所とか)

習慣がつかなくて、支度が自分で出来ないこと、

興味のある事には過集中になること(特にゲーム)

言葉で上手く伝えられずに「あのさ、あのさ」で終わることとか、かなぁ。

 

今思えば、小さい頃は勝手に興味のある方へ行ってしまい

よく迷子になることもありました。

遊び始めると、なかなか帰れなかったことも。

気持ちの切り替えが難しかったんだろうな。

 

 

でも、一人目だったこともあり、それがおかしいとは

あまり思わなかったし、知らなかった。

私が強く叱らないから、私が甘い親だから

長男がこんな風になってしまうんだと自分を責めて

怒ってもちっとも響いてる様子のない長男を見て

自分が消耗していく、日々。

 

熱心な幼稚園だったから、少しすくわれて

長男の対処法とかも先生と色々と話し合った。

でも、あくまでもグレーゾーン。

少しやりにくいけど、なんとかなるかと

小学校も普通、中学校も普通に。

特になんの支援もせずに日々に流されてきました。

 

でも、明らかに中学生になった頃からおかしかった。

最近やっと話してくれて、わかったことは、

「勉強の仕方がわからなかった」

小学校では毎日宿題が出たけど、中学になると出ない。

自分で試験前までにワークをやるしかない。

どうやら見通しがたたなかった様子。

 

小学校ではなんの問題もなかった勉強も

中学からは右肩下がりに。

自学習する習慣がついているかと思いきや

なんにも習慣になっていなくて

とにかく試験前ギリギリになって、提出物を

やっとやりきるのが精一杯。

そんなんで試験勉強もくそもないよね。

 

それを私が気づいてやれなかった。

それがショックだった。

体に不調が出て、不登校になるまで

本人はストレスを抱えて、自分の中に溜め込んでいたのに。

 

それは問題の中のひとつであって

多分、まだ色々とあるんだろうと思う。

私はあまりにも何もわかっていなかったし、

ちょっと本を読んだくらいで、当てはまらないからと

理解しようとも思わなかったんだな。

 

そしてそれは、私自身にも重なるところもあって。

頭の中が多動だから、やるべきことが色々あると

パニクって何をすればいいかわからなくなるし

ぽーんと大事なことが抜けるし

忘れ物もひどくて、物もなくすし。

集中すると、やり終えるまでずっとやってしまう。

 

今になって、色々と思い出します。

 

そういうきっかけをもらえて

今がチャンスなんだと思います。

 

小児科の先生にそう言ったら

お母さん、前向きですごいですねって。

今まで大変だったでしょうって。

言われて、そうなのか〜大変だったんだ〜と

改めて思って。自分をほめてあげようと思って。

 

今までは病院なんて診断名なんてって

ちょっと反発していたけれど

先生の言葉に救われたのは確か。

私自身の中に何か腑に落ちたようで、安心したんです。

パズルのピースがはまったみたいに。

 

長くなったので、次男のことは次回。

(続くのかタラー