2)聞こえの状態
  

伝音性難聴

  聞えるが、遠くのほうでささやいているように聞える。

感音性難聴

1 発音がはっきりと聞き取れず 始めの音のみが聞えて後ははっきり聞えない。

2「あいうえお」の母音しか聞えない。

  例
   「おかあさん」でもこれを聞くと「おああーーあん」のように聞えたりする。

   母音のみが聞える為なのだ。  

3 壊れたテープレコーダーを聞いているように 何がなにかサッパリわからない状態。


聞こえと一口に言っても、人さまざまです。


☆デシベルって知っていますか?



視力検査の時のように 1.5とか1.0などと言うのと同じで

デシベルは聴力の度合いを表わします。


視力が、右0.7左1.2だとしたら 同じ視力の人同士だったら 
見える状態は多かれ少なかれ、
それほどの違いは無いと思います。


しかし

聴力の場合は、数字が同じデシベルでも ある人物より発せられた「言葉」でも
違いが生じてきます。

  例 「サシ」   

    Aさん 「シャシ」
    Bさん 「ヒャシ」
                
と言う風に聞えます。


すると

    Aさん 「写真?」
    Bさん 「百?」  

と 聞き間違える訳です。


☆ なぜ こう言うことが起きるのでしょうか?

人の脳の中には 『聴神経』と言うのがあります。


これを物に例えてみれば、

「ピアノの線」


    鍵盤を叩くと ピアノ線に伝わって音が出ます。

    でも、そのピアノ線が切れていれば音は伝わらない。


だから変な音 もしくは聞えない。

             
☆ では音はどうして聞えるのか?


    聴神経は ピアノ線のように 1本の線で音を出しているのではなく

    何本かの線が 組み合わさって ひとつの音が出ているのです。


     
この中の一本が切れても残っている他の線が切れた線をかばいあって、

似たような音を伝えるので、「サシ」が「シャシ」「ヒャシ」となって聞こえてくるのです。


どの線が切れているのかによって 聞えてくる音が違うわけです。

     
だからこのピアノで曲を弾いても音の欠けた音楽になって 

音が鳴っているのはわかるが 何の曲かが わからない。


そんな状態が起きるのです。 


丁度 壊れたテープやCDを聞くようなものです。 


☆ こんな状態を聞えていると言えるのでしょうか?


今、残っている聴力は大切にしたい。

だから補聴器をつけて一生懸命に聞いている。


でもとても疲れます。


「シャシン」かな?「ヒャク」って言ったのかな?なんてかんがえながら会話をする。


 内容をつかみながら・・・考える・・・本当 疲れます。


もしこのときに「手話」で話していただけたら、筆談でもしていただけたら 
考えなくても伝えてもらったことを理解できますよね。


音は入ってきても状態は聾唖の人と同じなのです。

中には私よりも聞えておられる方もいます、

だけど「言葉を知らないがゆえにそれは「言葉」では無く ただの音にしか過ぎないのです。



音は聞えていても内容がわからない!!

似ていると思いませんか?




これは補聴器で聞いている場合の説明です。