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30歳で子宮筋腫核摘出手術(腹腔鏡手術)を受けました。

自分が手術を受けることになってから、webで「子宮筋腫」「腹腔鏡手術」で検索しまくりまして

他の方があげて下さっているレポが非常~~に役に立ちましたので、

私も誰かの一助になればなぁと思い書き始めました。

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手術の2週間ほど前に、手術前の詳しい説明を受けに行きました。

ほぼ毎回、夫が付き添ってくれました。有難い…

 

主に受けた説明は下記の通りです。

 

  • 今回は腹腔鏡手術なので、おへそとお腹3か所を小さく切ること
  • 場合によっては開腹手術に切り替える可能性があること
  • 輸血の可能性があること、リスク
  • 手術の過程でお腹にガスを入れるので、術後痛みや圧迫感が生じること
  • 全身麻酔のリスク
  • 「ピトレシン」という注射を使うリスク
  • 今後の妊娠について(基本的には帝王切開での出産となること)
  • 筋腫の体外への摘出方法
主にこんな感じでした。
私の場合は5泊6日(月曜~土曜)の入院でした!
 
おへそを切って、変な形になったらどうしよう…とか色々考えたのを覚えてます(結果、全く形は変わりませんでした笑)
 
筋腫というのは筋肉の層の中に包まれているので、

果物を剥くようにして切り込みをいれ、

そこからくり抜いて腫瘍だけを出す手術だそうです。
 
子宮内膜とかなり近い位置にあるので、子宮内膜を傷つけないように注意するが、やむを得ない場合があることも説明を受けました。
 

妊娠した場合帝王切開になってしまうことは少しショックでしたが、

胎盤がもたなかったり色々リスクがあるそうですので、仕方ないですね。

 

それから…一番耳なじみがなかった「ピトレシン」というワード。

本来はまったく別の病気に使用する注射だそうなのですが、

出血を最低限に抑えるために効果があるそうで、この病院では子宮筋腫の手術の際使用しているとのこと。

ただ、本来の目的とは異なる使用方法のため、万が一重大な副作用が起きたとしても、国の保障制度を受けられないそうです。

この病院ではこれまで副作用が起きたことはないと仰っていたので、少し怖かったですが、同意をしました。

 

ネットで検索すると、他の病院でも使用しているケースが見られました。

もっと症例が集まれば正式に認可が下りて、保障制度を受けられるようになるのかもしれないですね。

 

そして、「筋腫の摘出方法」ですが…
今回は開腹手術ではないので、そのままよいしょ!と出すわけにはいかず。

①膣を少し切って、下からそのまま出す

②体内で細かく刻んで、摘出する

の2択だそうで、どちらにするかは手術中に決めるそうです。

②の場合、もし万が一悪性の腫瘍(肉腫)だった場合、飛び散ったものが寄生筋腫になってしまう可能性があるとのことで

できれば①でいきたいと仰っていました。