「桜の写真見せて!」

この所の冷え込みで、まだ桜が開花していないですよね。

去年のこの日のブログには2種類の山桜の写真を載せていました。

 

15日に一度載せていた写真ですが、14日に三日月と一緒に早咲きの桜を撮った写真です。

暗かったので、少し修正して明るくしましたが、それでも見え難いです...。

上の方に少しだけ咲いています。

 

 

今日はさくらの日という事で、去年は「桜(Sakura)の咲く季節」に因んで、「入学(Entrance)」のキーワードからデンマークの「Entrance(エントランス)」というバンドを取り上げていました。

 

今回は桜もまだのようなので、昨日に続き「Page One」レーベルからもう一つのサイケ・ポップ・バンド「Plastic Penny(プラスチック・ペニー)」を選んでみました。

 

「Plastic Penny(プラスチック・ペニー)」は、1967年に結成された所謂ブリット・サイケ・ポップ/ロックのグループで、2枚のスタジオ・アルバムと5枚のシングルをリリースして1969年に解散しました。

解散後の1970年には「Page One」レーベルより、コンピレーション・アルバムも1枚リリースされています。

 

メンバーは「Brian Keith(ブライアン・キース)/ボーカリスト」、「Paul Raymond(ポール・レイモンド)/キーボード,ギタリスト」、「Mick Graham(ミック・グラハム)/ギタリスト」、「Nigel Olsson(ナイジェル・オルソン)/ドラマー」、「Tony Murray(トニー・マレー)/ベーシスト」の5人です。

 

「Mick Graham(ミック・グラハム)」は、この後「Cochise(コチーズ)」を経て、「Chrysalis」レーベルに移籍後の「Procol Harum(プロコル・ハルム)」に加入します。

 

ボーカルの「Brian Keith(ブライアン・キース)」は途中で脱退しますが、その後「The Congregation(ザ・コングリゲーション)」でやはりリード・ボーカリストとなります。

 

「Paul Raymond(ポール・レイモンド)」は、「Savoy Brown(サボイ・ブラウン)」に参加後「UFO」に加わり、1977年の「Lights Out」から1980年の「No Place To Run」までクレジットされています。

 

ドラマーの「Nigel Olsson(ナイジェル・オルソン)」は、元々「Elton John(エルトン・ジョン)」の初期の作品の多くでドラムを叩いており、解散後は様々なバンドを渡り歩いたのち2000年代に入って再び「Elton John(エルトン・ジョン)」の元に戻っております。

ベースの「Tony Murray(トニー・マレー)」も「Nigel Olsson(ナイジェル・オルソン)」と共にに「Elton John(エルトン・ジョン)」のアルバム「Empty Sky(エンプティ・スカイ)」で演奏し、その後「The Troggs(ザ・トロッグス)」に加わっております。

 

という、各メンバーのソロの活動では名声を博していたグループではありましたが、「Plastic Penny(プラスチック・ペニー)」時代は、1968年にリリースされたシングル「Everything I Am」が全英6位を記録するヒットとなりますが、それ以外は全て不発に終わり、結局1969年に解散しました。

しかし、アルバム自体は単なるヒット・ポップ・グループのような内容ではなく演奏重視の曲が多く、後々それが大いに評価される事になります。

 

という事で、今回は1968年の1stアルバム「Two Sides Of A Penny」からヒットシングル曲であるSide 1の1曲目「Everything I Am」と、もう1曲、Side 2の1曲目の「Mrs. Grundy」を選んでみました。

 

「Everything I Am」は、元々はアメリカのグループ「The Box Tops(ザ・ボックス・トップス)」の曲のカバーソングでしたが、オリジナルがスローバラードなのに対して、ストリングスでのアレンジを強化する事により独自性を出して、イギリスでのヒットに繋げました。

 

本当は、もっと演奏が強化されている2ndアルバム「Currency」も取り上げたいのですが、時間が無くなってしまいましたので、それはまた明日に続きます。ウインクスター

 

 

PLASTIC PENNY – Two Sides Of A Penny (Page One.POL005 mono /Page One.POLS 005 stereo) 1968年から「Everything I Am」

 

PLASTIC PENNY – Two Sides Of A Penny (Page One.POL005 mono /Page One.POLS 005 stereo) 1968年から「Mrs. Grundy」

アルバム収録曲

Side 1

Heads    

1.        Everything I Am

Written-By – D. Penn, S. Oldham

2.        Wake Me Up

Written-By – B. Keith, P. Raymond

3.        Never My Love

Written-By – D. Addrisi, D. Addrisi

4.        Genevieve

Written-By – P. Raymond, T. Murray

5.        No Pleasure Without Pain My Love

Written-By – B. Keith, P. Raymond

6.        So Much Older Now

Written-By – P. Raymond, T. Murray

Side 2

Tails    

1.        Mrs. Grundy

Written-By – B. Keith, P. Raymond

2.        Take Me Back

Written-By – B. Keith, P. Raymond

3.        I Want You

Written-By – John Group

4.        It's A Good Thing

Written-By – B. Keith, P. Raymond

5.        Strawberry Fields Forever

Written-By – J. Lennon / P. McCartney

 

クレジット

Bass Guitar – Tony Murray

Drums – Nigel Olsson

Lead Guitar – Mike Graham

Organ, Piano – Paul Raymond

Vocals – Brian Keith

Producer – Larry Page

Directed By [Musical Direction] – Colin Frechter

Design [Cover Front Design] – Gerry Firebank

 

「Two Sides Of A Penny」のオリジナル・ジャケットです。

 

 

 

 

---- 昨日の続きです。----

私のオフィシャルサイトで、音源を先行公開しています。

MP3音源ですが、良かったら聴いてみて下さい。

 

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