「好きなシンデレラストーリーはある?」

去年も同じ質問ですよね〜

今年も思い浮かびません....爆  笑アセアセ

 

 

今日は玉の輿の日という事で、去年は質問の「シンデレラストーリー」から「シンデレラ(Cinderella)」というデンマークの幻のヘヴィ・サイケ・グループの音源を取り上げていました。

1970年にレコーディングしていながら、レコード会社の火災により失われたと思われていた音源が発掘され、1990年に少ロットでリリースされた貴重な音源でした。

 

今回は昨日の続きで、Dagmar Krause(ダグマー・クラウゼ)の初期の頃を取り上げてみたいと思います。

Dagmar Krause(ダグマー・クラウゼ)は、14歳にしてハンブルクのレーパーバーンにあるクラブで歌手としてプロのキャリアをスタートします。

その後「(Die) City Preachers(シティ・プリーチャーズ)」という人気のフォーク・ロック・グループに招待され、そこで後に「Frumpy(フランピー)」や「Atlantis(アトランティス)」といったプログレ系グループを結成する女性シンガー「Inga Rumpf(インガ・ランプ)」とも知り合います。

 

「(Die) City Preachers(シティ・プリーチャーズ)」はロンドン生まれのJohn O’Brien-Docker(ジョン・オブライエン・ドッカー)によって1965年に結成されました。

所謂フォークロアと呼ばれたトラッド系フォークをベースにしたグループでしたが、その音はフォークソングに留まらずポップス、ジャズ、民族音楽など様々な音楽的要素を持っていました。

 

メンバーに対して出入りがオープンであった事も特徴の一つとして挙げられ、その活動の中で20人からのミュージシャン、シンガーが参加したと言われています。

何よりもこのグループに参加したミュージシャンの多くが後に有名になった事で、今ではドイツにおいて非常に重要なグループとされています。

 

Inga Rumpf(インガ・ランプ)は初期の段階で参加しており、Dagmar Krause(ダグマー・クラウゼ)は1968年に参加しました。

そして1969年のアルバム「Der Kürbis, Das Transportproblem Und Die Traumtänzer」において二人がボーカルで参加しています。

 

という事で、今回、本当はその後の「I.D. Company(アイ・ディ・カンパニー)」を取り上げる予定でしたが、その前にこの「City Preachers(シティ・プリーチャーズ)」アルバム「Der Kürbis, Das Transportproblem Und Die Traumtänzer」から「Dagmar Krause(ダグマー・クラウゼ)」と「Inga Rumpf(インガ・ランプ)」の歌った曲を1曲ずつ選んでみたいと思います。

 

先ずはDagmar Krause(ダグマー・クラウゼ)からSeite 2の2曲目「Betty Dupree」で、次にInga Rumpf(インガ・ランプ)から、前後しますがSeite 1の6曲目でInga Rumpf(インガ・ランプ)自身曲も手掛けている「In The Beginning」です。

 

2人共この頃にはもうフォークの域を完全に超えており、この後「City Preachers(シティ・プリーチャーズ)」解散を経て再び「I.D. Company(アイ・ディ・カンパニー)」で一緒にアルバムを発表しますが、Dagmar Krause(ダグマー・クラウゼ)はAnthony Moore(アンソニー・ムーア)、Peter Blegvad(ピーター・ブレグヴァッド)と共に1972年に「Slapp Happy(スラップ・ハッピー)」を結成、Inga Rumpf(インガ・ランプ)は、メンバーだったKarl-Heinz Schott(カール=ハインツ・ショット)、Jean-Jacques Kravetz wählten(ジャン=ジャック・クラベッツ)、それと新ドラマーSchlagzeuger Carsten Bohn(シュラークツォイガー・カールステン・ボーン)と共に1970年に「Frumpy(フランピー)」を結成します。

 

という事で「I.D. Company(アイ・ディ・カンパニー)」は、また明日に続きます。てへぺろチョキ

 

 

DIE CITY PREACHERS – Der Kürbis, Das Transportproblem Und Die Traumtänzer (Decca.SLK 16575-P) 1969年から「Betty Dupree」

 

DIE CITY PREACHERS – Der Kürbis, Das Transportproblem Und Die Traumtänzer (Decca.SLK 16575-P) 1969年から「In The Beginning」

アルバム収録曲

Site 1

A1        Hey, La La La

Translated By [Dtsch.:] – Eck

Written-By – O'Brien-Docker

A2        Who Are You (Seid Ihr Da?)

Translated By [Dtsch.:] – Schinke

Written-By – O'Brien-Docker

A3        Any Day In Wonderland

Written-By – O'Brien-Docker

A4        Sometimes The Sky Is Filled With Rain

Written-By – O'Brien-Docker

A5        Canada

Written-By – O'Brien-Docker

A6        In The Beginning

Written-By – Rumpf, Shank

Seite 2

B1        On A Train Ride

Written-By – O'Brien-Docker

B2        Betty Dupree

Written By – O'Brien-Docker-Weyrich-O'Brien-Docker

B3        Wenn Abendlichter Glänzen (Mr. Incognito)

Written By – O'Brien-Docker-Rumpf-O'Brien-Docker

B4        Penelope (Monique)

Translated By [Dtsch.:] – Eck

Written-By – O'Brien-Docker

B5        Golden Yesterdays (Nimmermehr)

Translated By [Dtsch.:] – Schinke

Written-By – O'Brien-Docker

B6        Come Back

Written-By – O'Brien-Docker

 

クレジット

Performer – Frank Valdor Und Sein Orchester

Blues Harp – Ulli

Recorder [F-Blockflöte] – Reinhardt Virchow (曲: Reinhardt)

Vocals – City Preachers (曲: B6), Dagmar (曲: B2), Inga (曲: A1, A4, A6, B3), John (曲: A2, A5, B1, B4), Sibylle (曲: A3, B5)

Arranged By – John

Producer – Joe Menke, Michael Karnstedt

Photography By – M. Laukeninks

 

 

こちらは去年の4月10日「女性の日」に取り上げた「Inga Rumpf(インガ・ランプ)」の「Frumpy(フランピー)」の曲を載せたブログです。良かったらこちらの曲も聴いてみて下さい。

 

 

 

辺りが少し暗くなって来て、街灯の明かりが灯ったばかりの時間帯です。

空の色も水色からネズミ色に変わって来て、三日月が結構目立っていました...。

 

 

 

 

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