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「寒い日に欲しくなるものは?」
やっぱりお鍋ですよね。
特に鍋焼きうどんが好きです!
って、去年も一昨年も書いていました....。
今日は東京が一番寒かった日という事で、去年は「コールド(Cold)」のワードから「Nicholas Greenwood(ニコラス・グリーンウッド)」の「Cold Cuts」というアルバムを取り上げていました。
Nicholas Greenwood(ニコラス・グリーンウッド)は、Arthur Brown(アーサー・ブラウン)の「The Crazy World Of Arthur Brown (1968年)」や「Khan/Space Shanty (1972年)」に参加した事で知られています。
「Cold Cuts」はイギリス屈指のレア盤として知られていますが、今回は更に輪をかけたようなアルバムで、1969年にプライベートで99枚のみプレスされていた「Forever Amber(フォーエバー・アンバー)」というグループの「The Love Cycle」というアルバムを取り上げてみたいと思います。
Forever Amber(フォーエバー・アンバー)は、イギリスのケンブリッジシャー州ケンブリッジ出身6人組グループで、元々は「The Country Cousins(ザ・カントリー・カズンズ)」と名乗っていましたが、1967年から始まるサイケデリックのウェーブに乗ってグループ名を「Forever Amber(フォーエバー・アンバー)」と変更しました。
そして、1969年にソングライターでアレンジャーの「John M. Hudson(ジョン・M・ハドソン)」が自ら発案したコンセプトによるアルバムを「Forever Amber(フォーエバー・アンバー)」と共に完成させたのが、今回の「The Love Cycle」でした。
アルバムは1968年の夏にレコード店の地下にある仮設スタジオで録音され、「Advance」というレーベル名でモノラル盤として99枚プレスされました。
若いカップルの出会いから求愛、そして別れまでを物語のように展開させた組曲のような作品で、1枚のレコードに全部で16曲、8つのパートに分かれています。
アシッド色の強いギターワークの典型的なサイケデリック・サウンドで、ポップかつメロディックでヘヴンリーなボーカルとエレクトリック・チェンバロが空間を漂うように流れています。
そのようなレコードですので、完全に埋もれたままでしたが、それがコレクター達によって発掘されたのが1980年代終わりの頃でした。
それ以降も殆ど市場に出回ることはなく、90年代に入ってからは非正規による再発盤レコードが何度かリリースされていました。
正規盤として初めてリリースされたのは、やはりイギリスの再発系レーベル「Background」からのCDで、リリースは1992年でした。
その後、2007年にこれもやはりイギリスの再発系レーベルで「Tenth Planet」から、ようやく待望のレコード盤がリリースされております。
更にサブレーベルの「Wooden Hill」からもCDが再発されております。
という事で、今回は全体的に短い曲が多く殆どが2分から4分くらいなので、3曲選んでみたいと思います。
先ずは、Side Aの「The Talking」パートから5曲目の「The Dreamer Flies Back」、次にSide Bの「The Joy」から1曲目の「On Top Of My Own Special Mountain」、そして最後に同じくSide Bから「The Scorn」パートで6曲目の「I See You As You Used To Be」です。
正規の再発盤もリリースされており、またストリーミング配信による正規の音源もありますので、今ではその音を身近に聴くことが出来ますが、オリジナル盤の方は未だ殆ど見かける事はなく、資料によるとイギリスでの販売市場における直近の取引は2017年の事で、その時の販売価格が5000ポンドだったようです。
今の日本円で換算すると、1ポンドが185円くらいなので、93万円近い価格という事になるのでしょうか...。
FOREVER AMBER – The Love Cycle (Advance.M ADV LP 001001) 1969年から「The Dreamer Flies Back」
FOREVER AMBER – The Love Cycle (Advance.M ADV LP 001001) 1969年から「On Top Of My Own Special Mountain」
FOREVER AMBER – The Love Cycle (Advance.M ADV LP 001001) 1969年から「I See You As You Used To Be」
アルバム収録曲
Side A
The Meeting
A1 Me Oh My
A2 Silly Sunshine
The Talking
A3 Bits Of Your Life, Bits Of My Life
A4 For A Very Special Person
A5 The Dreamer Flies Back
A6 Misunderstood
A7 Better Things Are Bound To Come
The Walk Home
A8 On A Night In Winter
Side B
The Joy
B1 On Top Of My Own Special Mountain
B2 Mary (The Painter)
B3 All The Colours Of My Book
The Doubt
B4 Going Away Again
The Sorrow
B5 A Chance To Be Free
The Scorn
B6 I See You As You Used To Be
The Grief
B7 Letters From Her
B8 My Friend
クレジット
Bass Guitar, Vocals – Anthony Mumford
Drums – Barry Broad
Lead Guitar, Vocals – Richard Lane
Organ [Electric], Piano, Harpsichord, Vocals – Christopher Parren
Rhythm Guitar, Vocals – Christopher Jones
Vocals – Michael Richardson
Arranged By – Forever Amber, John M. Hudson
Engineer – Mike Swain
Engineer [Assistant] – Ian Bunting
Cover – Eye Design
アロエの花です。
初めて見ました。この時期にこんな花を咲かせるのですね。
帰ってから調べてみましたら、キダチアロエのようです。
アロエはススキノキ科アロエ属で、南アフリカ・マダガスカルなどが原産です。
花を咲かせるには一定の条件があって、高さが50㎝以上で茎が2.5cm以上の大きさが必要だそうです。
ただし、その条件が揃っていても毎年花が咲かない事もあるそうなので、今こうして目にしているのはラッキーな事なのかも知れませんね。
アロエと言えば、やはり身近な薬草として昔からで親しまれて来ており、軽い火傷や日焼けの後の肌にアロエを塗ったり、またアロエが入ったヨーグルトを食べたことがある、という方も多いのではないでしょうか。
そんなアロエの花言葉は「健康」「万能」です。
正に薬草としての効能を意味している花言葉ですよね。
また海外では「bitterness(苦痛)」「grief(悲嘆)」と言った花言葉があるようですが、これはアロエについているトゲに由来しているようです。
昨日は夕方近くなってから外出したので、発見した時にはもう辺りが暗くなっていてフラッシュで撮りましたが、また明るい時に撮りに行ってみます。
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