「海沿いに住みたいと思ったことある？」
やっぱり海釣り師なので、海沿いには住みたいですよね。
でも最近は近場で狙いの魚も釣れるので、別に遠くに住まなくても良いかも知れませんね。
今日は太平洋記念日という事で、去年は「太平洋(Pacific Ocean)」のワードから「Pacific Ocean(パシフィック・オーシャン)」というアメリカ西海岸のサイケバンドを取り上げていました。
今回もやはり「Ocean(オーシャン)」のワードから「Eloy(エロイ)」というドイツのバンドの1977年のアルバム「Ocean」を選んでみました。
Eloy(エロイ)は、1969年にドイツのハノーバー(Hannover)で結成されたグループです。
イギリスの小説家H・G・ウェルズの1895年に発表されたSF小説「タイム・マシン(The Time Machine)」に登場する未来人の人類「Eloi」から、そのグループ名は付けられました。
当初はハードロックがメインのグループでしたが、70年代中期から後期にかけて、「タイム・マシン(The Time Machine)」のようなSF的なコンセプト性の高いサウンドを展開するようになり、この時代の1977年にリリースされていた通算6枚目にあたるスタジオアルバムが本作「Ocean」になります。
という事でアルバム全体で4曲という大作揃いの作品が多いですが、今回はA面1曲目のオープニング曲「Poseidon's Creation」を選んでみました。
元々持っているバンドカラーのハードな部分とスペースロック的なサウンドがミックスされており、他のジャーマン系ロックのグループにはないEloy(エロイ)独自のサウンドを持っていると言えます。
グループはこの後1970年代終わりに大きな分裂があり、中心メンバーのFrank Bornemann(フランク・ボルネマン)の下、商業的方向性を追求してスペースロックをポップに展開させた音に変化しますが、アメリカでは目指したような成果は上げられなかったようです。
とは言え、クラウトロックと呼ばれた1970年代初期のドイツのプログレッシブ・ロック・バンドの中で、最も国際的に成功を収めたバンドの1 つと言われています。
1998年まで合計18枚のアルバムをリリースし活動を止めていましたが、2009年に「Visionary」というアルバムで復活し2023年には通算23枚目の最新アルバム「Echoes from the Past」をリリースしています。
ELOY – Ocean (Harvest.1C 064-32 596) 1977年から「Poseidon's Creation」
収録曲
Seite 1
1. Poseidon's Creation 11:38
Engineer [Remixing] – Günther "Felix" Beyer
2. Incarnation Of The Logos 8:25
Engineer [Remixing] – Günther "Felix" Beyer
Seite 2
1. Decay Of The Logos 8:15
Engineer [Remixing] – Georgi Nedeltschev
2. Atlantis' Agony At June 5th - 8498, 13 P.M. Gregorian Earthtime 15:35
Engineer [Remixing] – Georgi Nedeltschev
クレジット
Lyrics By, Drums [Sonor Genuine Rosewood], Cymbal [Paiste], Timbales, Rototoms, Timpani [Kettle-drums], Temple Block, Tubular Bells, Voice, Triangle, Flute, Other [Morse Key & Paper] – Jürgen Rosenthal
Organ [Hammond], Synthesizer [Mini-moog], Synthesizer [ARP], Mellotron, Computer [RMI Keyboard Computer], Xylophone, Voice [Angelic] – Detlev Schmidtchen
Vocals, Bass Guitar [Thunderbird And Fender Fretless] – Klaus-Peter Matziol
Composed By, Arranged By, Producer, Performer [Played By] – Eloy
Producer, Lead Vocals, Guitar [All Electric & Effect], Acoustic Guitar – Frank Bornemann
Engineer [Recording Engineer], Other [Creative Ideas & Great Sound] – Georgi Nedeltschev
Liner Notes [Prolog, Translation] – Jürgen Rosenthal
Crew [Road Crew] – Delle Hä!, Klaus The Soldier
Painting [Cover] – Wojtek Siudmak
Photography By [Coverphoto] – Ilse
西大島付近から撮った写真です。
東京スカイツリーが少しだけ見えています。
下に見えるのは亀戸駅を経由して塩浜まで続く貨物の専用線です。
結構高い位置にあります。
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