「一番好きな和食は何?」
魚料理も肉料理も野菜も、和食はみんな好きですよ〜
って、去年と同じでした....。
今日は和食の日という事で、去年は食事のワード「ランチ(Lunch)」から「Audience」というグループの4枚目のアルバム「Lunch」を選んでいました。
今回は、「ディッシュ(Dish)」のワードからオランダのサイケデリック・グループ「Group 1850(グループ1850)」の1976年のライブ・アルバム「Live On Tour」から「Main Dish」という曲を選んでみました。
Group 1850(グループ1850)は、「Outsiders(アウトサイダーズ)」や「Q65」と並ぶオランダを代表するサイケデリック・グループで、1964年にハーグで結成されました。
1968年にPhilipsからリリースされた1stアルバム「Agemo's Trip To Mother Earth」は3D仕様のジャケットで、それに対応した3Dメガネが付属しており、近年その3Dメガネが切り取られていない完全バージョンのものには高いプレミアが付けられています。
このアルバムは、オランダ国内では非常に評価が高かったもののイギリスでの人気が今一つだった為、Philipsはグループとの契約を解除します。
その後、1969年にはDiscofoonというオランダのマイナー系レーベルから2ndアルバム「Paradise Now」をリリースしますが、結局その後解散しました。
しかし、1970年代を通じて散発的に活動を再開しており、1975年には「Polyandri」というプログレ色の強いアルバムと「Live」の2枚をリリース、更に翌年の1976年にリリースされたライブアルバムが、今回取り上げた「Live On Tour」でした。
2年後再プレスされた際には「Live II」とタイトルが変わっていますが、1975年の「Live」との関連性は薄いように感じられます。
その証拠に、曲目を見ると分かると思うのですが、「Live On Tour」の方はこれ自体で一つのストーリーが完結しているような感じで、食事のコースがそのまま曲順となっています。
Side 1
1 Aperitive (食前酒)
2 Hors D'Œvre (オードブル)
3 Main Dish (メインディッシュ)
Side 2
1 Side Dish (サイドディッシュ)
2 Dessert (デザート)
という事で、今回のワード「ディッシュ(Dish)」だと「Main Dish (メインディッシュ)」と「Side Dish (サイドディッシュ)」の2曲がありますが、「Side Dish (サイドディッシュ)」は24分に及ぶロングバージョンなので、「Main Dish (メインディッシュ)」の方を選んでみました。
ジャズロックに近いインストもので、どちらも同じ曲展開です。
特に録音に関するコメントはないのですが、曲の感じからして70年代に入ってからの録音だと思います。
とは言え、このグループの「Main Dish (メインディッシュ)」は、やはり1960年代のサイケ色の強い音だと思いますので、こちらのグループも、また機会を見て初期の作品と共に再度取り上げる予定です。
GROUP 1850 – Live On Tour (Rubber Records/Orange Upstairs.RR 1852) 1976年から「Main Dish」
アルバム収録曲
Side 1
1. Aperitive
2. Hors D'Œvre
3. Main Dish
Side 2
1. Side Dish
2. Dessert
クレジット
Congas – Neppy Noya
Drums – Paul Van Wageningen
Electric Piano [Fender Piano], Synthesizer – Hessel De Vries
Guitar – Arthur Ebeling
Organ [Organisor] – Peter Sjardin
Written-By [All Selections By] – Peter Sjardin
これも一昨日撮った東京スカイツリーの写真です。
まだ点灯したばかりで、しばらく白のままでした。
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