「旅に出るならどこへ行きたい？」
旅というか、そろそろ釣り遠征に行きたいですね。
そんなに遠くへ行く訳ではないですが、ずっと自重していたので逗子とか葉山とか、もう3年以上行っていません。
今年辺りは、もう行っても良い頃ですよね。
今日は旅の日という事で、去年は旅行のワードから「The Trip(ザ・トリップ)というバンドを取り上げていました。
今日は旅の日とは関係なく、昨日の続きで「Byzantium(ビザンチウム)」となります。
Byzantium(ビザンチウム)は、ロンドンのハムステッドにあるユニバーシティ・カレッジ・スクールでスクール・バンドとして結成されたグループで、当初のメンバーはNico Ramsden(ニコ・ラムスデン)、Robin Lamble(ロビン・ランブル)、Stevie Corduner(スティービー・コーデュナー)、Chaz Jankel(チャズ・ジャンケル)で、この時点で同じユニバーシティ・カレッジ・スクールで学んでいたOra(オーラ)のJamie Rubinstein(ジェイミー・ルービンスタイン)とRobin Sylvester(ロビン・シルベスター)も作曲、エンジニア、アレンジャー、そして後の共同プロデューサーとしてグループに貢献していました。
グループは1972年A&M Recordsと契約、同年1stアルバム「Byzantium」をリリースします。
上記4人にJamie Rubinstein(ジェイミー・ルービンスタイン)、Alan Skidmore(アラン・スキッドモア=サックス）、Frank Ricotti(フランク・リコッティ=ティンパニ）がゲストとして出演して、Roy Thomas Baker(ロイ・トーマス・ベイカー)のエンジニア、Stuart Taylor(スチュアート・テイラー)とRobin Sylvester (ロビン・シルベスター)のプロデュースでロンドンのトライデント・スタジオでレコーディングされました。
翌年2ndアルバム「Seasons Changing」をリリースします。
この時のメンバーは、1stアルバムレコーディング後にNico Ramsden(ニコ・ラムスデン)が脱退した為、Robin Lamble(ロビン・ランブル)、Chaz Jankel(チャズ・ジャンケル)、Mick Barakan(ミック・バラカン)、Jamie Rubinstein(ジェイミー・ルービンスタイン)、Stevie Corduner(スティービー・コーデュナー)のメインにペダル・スティールのB. J. Cole(B.J.コール)、パーカッションのFrank Ricotti(フランク・リコッティ)、シンセサイザーのデヴィッド・ヘンシェル(David Hentschel)とRobin Sylvester(ロビン・シルベスター)が加わりました。
という事で、今回はこのOra(オーラ)の2人が正規メンバーとしてクレジットされた2ndアルバム「Seasons Changing」の中からSide Twoを丸々使った大作「Something You Said - A Trilogy」を選んでみました。3つのパートからなる作品です。
2ndアルバムリリース後、グループはA&M Recordsとの契約が終了し、Chaz Jankel(チャズ・ジャンケル)は脱退します。
1974年Jamie Rubinstein(ジェイミー・ルービンスタイン)は、ギタリストの Mick Barakan(ミック・バラカン)、ベーシストのRobin Lamble(ロビン・ランブル)、ドラマーのSteve Corduner(スティーヴ・コーデュナー)等と共にA面5曲のスタジオ録音とB面3曲のライブ録音からなる「Live and Studio」というアルバムを主にレコード会社や出版社等を対象にプロモーション用にレコーディングし、プライベートで100枚のみプレスしました。
これが後々まで最高傑作とファンの間で言われていた、超レアな幻のアルバムでした。
グループは1975年後半までツアーを続け、結局新しい契約をつかむ事なく最初のコンサートと同じロンドンのラウンドハウスで最後のコンサートを行いました。
再発に関しては、1stアルバムと2ndアルバムは1991年にA&M系(Pony Canyon)で国内盤が世界に先駆けてCD再発されましたが、3枚目の「Live and Studio」に関しては2014年までCD再発されず、昨日も書きましたが2021年にOraを含む5枚組のコンプリート編集盤がGrapefruit Recordsよりリリースされています。
BYZANTIUM – Seasons Changing (A&M Records.AMLH 68163) 1973年から「Something You Said - A Trilogy」
アルバム収録曲
Side One
1. What A Coincidence
Bass, Guitar, Lead Vocals, Words By, Music By – Robin Lamble
Drums – Stevie Corduner
Guitar, Vocals – Jamie Rubinstein, Mick Barakan
Lead Guitar – Chas Jankel
2. My Season's Changing With The Sun
Acoustic Guitar, Lead Vocals, Words By, Music By – Mick Barakan
Bass, Vocals – Robin Lamble
Congas, Cabasa – Frank Ricotti
Electric Guitar, Vocals – Chas Jankel
Shaker, Maracas – Stevie Corduner
Vocals – Jamie Rubinstein
3. Show Me The Way
Bass, Vocals – Jamie Rubinstein
Drums – Stevie Corduner
Guitar, Vocals – Mick Barakan
Lead Guitar, Piano, Vocals, Words By, Music By – Chas Jankel
Lead Vocals – Robin Lamble
4. I'll Always Be Your Friend
Bass, Vocals – Robin Lamble
Drums – Stevie Corduner
Guitar, Vocals – Jamie Rubinstein
Lead Guitar, Vocals – Mick Barakan
Lead Vocals, Piano, Organ, Words By, Music By – Chas Jankel
5. October Andy
Bass, Vocals – Robin Lamble
Drums – Stevie Corduner
Guitar, Electric Piano – Chas Jankel
Guitar, Vocals – Jamie Rubinstein
Lead Vocals, Acoustic Guitar, Guitar, Words By, Music By – Mick Barakan
Steel Guitar [Pedal] – B.J. Cole
Side Two
1. Something You Said - A Trilogy
a. Part One: Something You Said
b. Part Two: I Can See You
c. Part Three: Morning
Bass, Vocals – Robin Lamble
Drums, Percussion – Stevie Corduner
Guitar, Vocals – Mick Barakan
Lead Guitar, Piano, Vocals – Chas Jankel
Lead Vocals, Electric Guitar, Acoustic Guitar [12 And 6 String], Words By, Music By – Jamie Rubinstein
Synthesizer [Arp] – David Hentschel, Robin Sylvester
クレジット
Arranged By – Byzantium
Producer – Robin Sylvester, Stuart Taylor
Engineer – Greg Jackman, Roy Baker
Art Direction – Mike Doud
Design – Nick Marshall
Photography By – Ken Griffiths
Illustration – Bob Fowke
Byzantium/Seasons Changing
シラー・ペルビアナです。不思議な名前ですね。
花言葉は「変わらない愛」「多感な心」「辛抱強さ」です。
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