今日はアイスクリームの日「アイスクリームはカップものが好きです^^」Ithaca

「好きなアイスの味は？」

やっぱり定番のバニラですね。

今日はアイスクリームの日ですが、昨日Backgroundレーベルのレア物を取り上げましたので、今回もその続きで「Ithaca(イサカ)」というイギリスのグループの1972年にプライベートプレスで99枚のみプレスされていたアルバム「A Game For All Who Know」を取り上げたいと思います。

グループと書きましたが、正確にはバンドとしての活動はしていないと思われ、主に当時アマチュアミュージシャンだったPeter Howell(ピーター・ハウエル)とJohn Ferdinando(ジョン・フェルディナンド)による「The H & F Recordings」というイーストサセックスにあるホームスタジオで仲間を集め、1968年から1974年にかけて様々なレコーディングを行っていました。

その中で、2つのグループ名義によるアルバムが各1枚、プライベートプレスで世に送り出される事になります。

その内の1枚が、この「Ithaca(イサカ)」の「A Game For All Who Know」です。

Peter Howell(ピーターハウエル)はこの後、BBC Radiophonic Workshop(BBCラジオフォニック・ワークショップ)のメンバーとしてDoctor Who(ドクター・フー)等の仕事で知られるようになります。

という事で、今回はその「Ithaca(イサカ)」の「A Game For All Who Know」から3曲、「Journey (Destruction - Rebirth - Patterns Of Life) 」と「Questions (Did You Know - Will We Be Alive) 」、「Journey II (A Game For All Who Know) 」を選んでみました。

Peter Howell(ピーター・ハウエル)は、様々な効果音を使用したマルチプレイヤーで、その音楽性がこのアルバムの中にも沢山散りばめられており、フォークサイケと呼ばれるサウンドを展開したイギリス屈指のレア盤の1枚です。

このアルバムを最初に正規再発したのが、Backgroundレーベルで1992年の事でした。

その後同じくイギリスの「ACME」からも再発され、現在は「Grapefruit Records 」から「H & F Recordings – A Game For All Who Know」というタイトルで、「H & F Recordings」の全ての音源を収録した5枚組のCDボックスセットでリリースされています。

なので今回は明日も続きで、もう1つのグループ「Agincourt」も取り上げてみたいと思います。

ITHACA – A Game For All Who Know (Merlin Records.HF.6 1972年 / Background.HBG 001LP 1992年 Reissue)から「Journey (Destruction - Rebirth - Patterns Of Life) 」