こんにちは
まーにゃですニコ


今日は「について。


西洋の音楽と邦楽の大きな違いとして、

」のとり方の違いがあるそうです。


西洋音楽のリズムは拍(ビート)という、

規則的な時間感覚であるのに対して、


邦楽は独自の「」という、

不規則な時間間隔で表現していますルンルン



邦楽は数学的規則性のある時間だけではなく、

呼吸の同調」によって

伸縮するような音楽といわれているそうです。


息を合わせる、とか、

呼吸を合わせる、とか言いますよねラブラブ


」は、

西洋音楽の拍のような数学的定義を持たない、

抽象的な概念なのだそうです。


」は、

日本芸能、日本語、武道、茶道などにも共通する、

日本特有の普遍的な概念であり、

日本文化を特徴づけているのだそうですキラキラ



山水画の余白、

枯山水の白砂の空間、

能楽の一瞬静止する時間などなど、

日本の伝統芸能には、

様々な「」が存在しますね。



あえて見せない、

あえて描かない、

あえて言わない、


そこに私たちはなにを感じるのでしょう?


例えば日本庭園の技法で、

灯篭や滝など大切な場所に

あえて木の枝をかぶせることがあります。



灯障りの木や飛泉障りの木と呼ばれる技法で、

奥ゆきを持たせることになるのだそうです。


遮ることで無限の想像力が湧いてくる。

それを「幽玄」と表現したりします。


隠すことでより強く存在感を感じる。

音が無いことでより音を感じる。

話さないことでより気持ちが伝わる。


違う文化の方からしたら、

非効率的で、

無駄に感じることもあるかもしれませんねスター



でも、

あぁ!もう!

ほんっとうに!

こういう日本独自の表現、

ほんっとうに大好きですラブ