こんにちは

まーにゃですニコ


今日は江戸時代の本屋さんのお話。📚


江戸時代は豊富な和紙と

高い識字率で

武士階級だけでなく庶民も読書を楽しみ、

本屋がとてもたくさんありました


本屋の種類と商品たち

江戸時代の本屋は、

書林、

書物屋(学術書を主に扱う店)、

草紙屋(娯楽的なものを扱う店)、

などと呼ばれていました。


当時の本屋では、

本の製作を含む出版から販売までを行っており、

販売品目は、

書籍のほか、浮世絵多色摺りの双六

かるた、宣伝用に配った引き札瓦版など、

多種にわたっていたそうです。


さらに、

医学や儒学など学問的な本を扱う「書物問屋」と、

浄瑠璃や草紙などの娯楽的なものを扱う「地本問屋」と、

二つの傾向に大別されていました。

本を読む人が増えると、

いろんなジャンルの本が作成され、

なかには幕府に不都合な

幕府批判の本も書物も出てくるようになり、

幕政からの規制も生まれましたびっくり


亨保年間(1716〜36)に、

ドラマでも有名な町奉行・大岡越前守により、

本の内容を幕府が検閲できる法律がつくられました。


庶民の味方〜貸本屋〜


贅沢をする余裕のない庶民の強い味方となったのが、

貸本屋です。

江戸中期以降、全国的に広がり、

天保期(1830〜44)には、

江戸だけで800軒ほどもあったそうです。



ベストセラー


文化文政期(1804〜30)に入ると、

葛飾北斎歌川広重などの

浮世絵版画が地本問屋から刊行され、

ベストセラーとなります。


東海道中膝栗毛』の十返舎一九

南総里見八犬伝』の曲亭馬琴など、

原稿料だけを生活の糧とする専業作家もうまれました。

日本初の「夢の印税生活」だそうです照れ

いろいろな和本