こんにちは

まーにゃですニコ


本日、8月12日は満月ですね🌕


残念ながら10時36分の最大は目視できませんが

19時09分に東の空の月の出から

13日(土)5時48分の月の入りまで

雲がなければ美しい満月が見れます。


満月カレンダー


現在私たちが使っているのは

太陽の1年の動きをもとにして作った

太陽暦」ですが

.

江戸時代には「太陰暦(旧暦、陰暦、太陽太陰歴)」という

月の満ち欠けを基準にした暦を使っていました。


毎月、新月の日を朔日(ついたち)として、

月の前半は上弦

満月は15日

月の後半は下弦

月が見えなくなったら月末、です。


ひと月のサイクルは、約29.5日。

江戸時代の人たちは

月の満ち欠けを見ていれば、

今日は何日だというのが分かったということです。


ひと月が29.5日だとすると

半端な計算になりますので

29日(小の月)

30日(大の月)

二つの月からなる「大小歴」という

一目で分かる暦にしました。

美濃と近江のねずみが江戸見物に来ているという設定で、

小話が繰り広げられている楽しいカレンダー。


これだと一年が354日になってしまうので

何年かに一度、1年を13ヶ月にして

閏月(うるうづき)をもうけて

調整をしたそうです。


歌川広重 東都名所吉原 仲之町夜桜

満月に照らされた桜と町並み、素敵な作品ですね


街灯のない江戸の夜では

明るい満月の夜に

用事を済ませるようにしていたそうです。


月の満ち欠けで日を見たり

月明かりを頼りにしたり

江戸時代は現代よりも

お月様との結びつきが強かったんですね🌕✨