こんにちは
まーにゃです
江戸時代のお化粧って
どんなだったんでしょうね?
江戸時代に人気だった化粧水として
「花の露」がありました。
▲豊国「江戸名所百人美女 芝神明前」
顔そりをしている女性の前にある箱に
「花の露」と書かかれていますね!▼
寛永末頃に
林喜左衛門という医師が作ったと言われ
芝明神前の化粧品店・花露屋で
売られていたそうです。
浮世絵の左上に
お店の絵が描いてあります。
繁盛している大店ですね!
美人画でもあり、広告でもあるんですね
現代で言えば
美人女優さんを起用した
化粧品のポスター、ということですね
江戸の美容本『都風俗化粧伝』に
使い方とその作り方も書いてあるそうです。
「花の露」は
イバラの花から精製されたものだそうです。
蘭引きと呼ばれる
蒸留酒の製造に使われた器具を使用し
イバラの花のエキスを抽出。
さらに、丁子(ちょうじ)、
片脳(へんのう=樟脳油から樟脳をとった残りを精製した白色の油)
白檀(びゃくだん)などの香料を同じく蘭引にかけて匂いをとり
花の露に少し混ぜる処方です。
「花の露」というネーミングも素敵で
とてもよい香りがしそうですね
葛飾北斎「黄鳥 長春(こうちょう ばら)」
北斎のバラの絵です🌹ステキですね〜
黄色の鳥はコウライウグイスという小鳥💛