みかんの皮でもジャムが作れる!-長期保存用みかんの瓶詰め


みかん      好きなだけ(保存用の瓶に入る量)

重曹       水 1リットルに対して小さじ1

水         鍋のサイズによる

レモン汁  少々 (使わなくてもよい)


シロップ用: (砂糖と水は2対3の割合=糖度40%)

    砂糖     2

    水      3


鍋2つと鍋にスッポリ入るサイズのザルがあると便利です。

保存用の瓶を立てて入れて、蓋のできる蒸し器(または鍋)が必要です。

瓶は煮沸消毒しておきます。


みかんの外皮をむき、ふさを一つ一つばらします。

ザルに入れておきます。


みかんの皮でもジャムが作れる!-みかんの長期保存(瓶詰め)

鍋にお湯を沸かします。沸騰したら分量の重曹を入れる。(泡が立ちます)



みかんの皮でもジャムが作れる!-みかんの長期保存(シロップ漬け・瓶詰め

ザルごと鍋に入れ、弱火にして茹でる。時々ザルをゆする(箸などでつつくと、実がくずれます)。


薄皮がふくらんで、白っぽくなったあと、透明になってきます。

時間は3分~10分(みかんの量、お湯の量によって変わります)

薄皮が全部溶けるまで待つと、実がくずれてきます。

実をくずしたくなければ、皮が残っているうちにあげましょう。


ころあいを見てザルごとあげて、水をはっておいた別の鍋に入れます。


2~3回水を代えて、実をくずさないように洗う。

食べてみて、重曹の薬っぽさが気にならなければOK.(甘みは抜けた感じがします)

薬っぽさが気になる場合は、水2リットルにレモン汁小さじ1くらい加えて洗います。

(重曹のアルカリとレモン汁の酸が反応すると塩ができます。甘みの無いスポーツドリンクを連想するような味がするかもしれません。 気になるようなら、さらに水を代えて洗ってください)


薄皮や筋が残っていたら、取り除いておくと舌触りがよくなります。

気にならなければ取らなくてもOK。この写真のときは筋だけ取りました。


瓶に詰めます。


みかんの皮でもジャムが作れる!-みかん長期保存(シロップ漬け・瓶詰め)


瓶の中に水が入ってしまった場合は、ザルの上に逆さに立てて水を抜く。


シロップを用意。水と砂糖を鍋に入れ温めて溶かす。(きれいに溶ければ加熱しなくてもよい)


瓶にシロップを注ぐ。肩口まで。


ゆるく瓶にフタをして、蒸気の上がっている蒸し器に入れる。15分蒸します。

ふたのできる鍋で茹でてもOKです: 茹でる場合は鍋の底にフキンを敷きます。お湯の量は瓶の半分くらいの高さで大丈夫です(多すぎると倒れやすくなります)。鍋は必ずふたをします。茹でる場合は沸騰してから15分。


15分加熱したら、瓶のフタをきつく閉め、逆さにして冷ます。


みかんの皮でもジャムが作れる!-みかん長期保存(瓶詰め・シロップ漬け)

冷めたら工程終了。


みかんの皮でもジャムが作れる!-長期保存用みかんの瓶詰め


1~3ヶ月置いておくとシロップがなじんで、さらに美味しくなる・・・ と言われています。


開封しなければ常温で2年保存可能だとか。