13日

A's 10-8 COL


ミローンが4回7安打4HR4四球8失点でKOされたものの、打線がこの日も爆発。

スミスゴームズモス にHRが飛び出し7回までに7得点を挙げると、7-8の9回一死三塁からカウギルの犠牲フライ で同点。さらにインジの2ランダブル で勝ち越しに成功。


その裏をクックが抑えて逃げ切り、ロッキーズ相手に連勝。3番手のブレビンスが今季初勝利を挙げた。


また、モスは今季7試合で4HR。A'sで最初の7試合で4HR以上放ったのは02年のペーニャ(4HR。現レイズ)、07年のカスト(6HR、現ヤンキースAAA)以来。カストは今季AAAで 63G 217AB .263/.410/.484 13HR 52BB 82SO という成績を残している。

そしてこの日3打点を挙げたインジはA'sで29打点目。A'sでの最初の25試合で29打点は01年のジャーメイン・ダイと並んでチーム最多タイ記録。



14日

A's 8-2 COL


パーカーが7回89球3安打6奪三振1四球無失点と素晴らしいピッチングを見せ、今季3勝目 。好投する日はやはりチェンジアップが良く、このチェンジアップで空振りを取ることができるのが非常に大きな助けとなっている。前回は全体的に悪かったが、滅多にそういうことは起こらないはずなので今後も期待したい。


打線はこの日も大爆発。

14安打7四球の猛攻で、8点を奪った。モスが2本のダブルHRレディック も3安打1HRを放ち、クリスプとスズキも3安打ずつ放った。そして四球職人に転向したスミスは3四球、ロザレスが2四球ときっちり四球を選んでいた。


9回裏にはフエンテスが登板したが、スクータロにHRを打たれるなど3安打1四球2失点とこの日も打たれた。



15日

A's 10-2 COL


この日からレイ・フォッシに代わりハッテバーグが解説者として登場。

その試合でA'sはハッテバーグが在籍していた04年以来となる4試合連続7得点以上を挙げた。


初回にレディックの2ラントリプル 、インジのRBIシングル、モスの4試合連続となるHR で5点を挙げると、その後もカウギル、ペニントンの下位打線が頑張り計10得点。

8番カウギルが3打数2安打1四球3得点、この日が28歳の誕生日の9番ペニントンが3打数3安打2打点1四球と大活躍 した。


先発のブラックリーは序盤こそ制球に苦しんでいたが、その後はスライダーが役に立ち6回5安打3奪三振2四球2失点で04年以来となる勝ち星を挙げた (通算2勝目)。2番手のスクリブナーは3回無安打3奪三振1四球無失点でメジャー初セーブ 。大きく曲がるカーブはメジャーでも通用するようで、それなりの戦力にはなるかなという感じ。


また、この日クリスプが今季10個目の盗塁を記録し、これで昨年から33連続盗塁成功。A's史上1位の記録となった。




16日

A's 6-4 SD


4回にスミスの7号HRカウギルのRBIシングル で先制し、5回にはウィークスがRBIダブルを放ち3-0。代役先発のロスが6回1安打4四球6奪三振2失点と好投 し、3-2で迎えた7回、ドゥーリトルが2つの三振を奪ったもののベナブルに甘く入ったスライダーを打たれ、これが2ランダブルになり逆転を許す。


それでも7回、ワイルドピッチで同点に追いつくと、ゴームズが7号2ラン を放ち勝ち越しに成功。その後はバルフォア、クック が抑えて逃げ切って5連勝。



17日

A's 1-2 SD


コロンが3回の守備時に右わき腹を痛め降板するアクシデントがあったが、そのあとをフィゲロア(3イニング)とミラー(2イニング)が無失点に抑えるピッチング。9回にブレビンスが残したランナーをクックのワイルドピッチで1点を失ったものの、先発が3回の頭で降板したにも関わらず1点に抑えたのは上出来。


打線は9回に元A'sのストリートから1点 を取るのが精一杯で、連勝は5でストップ。


ちなみにクックは今季未だに2失点だが、登板時に残っていたランナーの生還を許すのは今季初。今季成績は 28G 29.2IP 9H 31SO 16BB 2R 0.61ERA 0.84WHIP という化け物のような成績。ここ6試合では10っ奪三振2四球とSO/BBの数値も向上。なおBABIPの数値は・・・・・・・。




ここ数日のロースターの変化。

16日にスクリブナーとロザレスを落とし、ロスとソガードを昇格させ、DFAにしていたカイアフーイをAAAにOutright。17日にはロスを落とし、フィゲロアを昇格させた。ソガードは降格後18試合に出場し、 .304/.429/.406 1HR 15BB 7SO 6SB と好成績を残していた。


また、マイナーで調整を続けていたマニー・ラミレスより解雇してほしいとの願いがあり、その願い通りラミレスを解雇。AAAで17試合に出場し、.302/.348/.349という成績だった。上にはセスペデス、クリスプ、レディックがおり、DHには7HRずつ放っているスミスとゴームズ。さらに控えには単打マシーンと化しているカウギルがいるためマニーに居場所はなかった。


コロンは明日MRIを受けるとのことだが、DL入りが濃厚とのこと。降格させたロスは10日間は再昇格できないため、代役先発はAAAでは完璧なピッチングを続けているゴドフリーか、昨年エリスとのトレードで獲得したビリングスになりそう。もしくはDIPSが3.32なのに対し防御率が5,67のピーコックの可能性もありそう。



カイアフーイに代わり昇格したモスが打ちまくっているが、AAAに降格したバートンは「選び」まくっている。降格後10試合で打率は.214だが、なんと17四球4三振。6本のヒットのうち3本がダブル、2本がHRで、打率.214に対しOBP、SLGともに5割台でOPSは1.047。この10試合のうち四球を選ばなかった試合は1度だけで、半分の5試合でマルチ四球を記録している。