いきなりの急展開。
マーリンズがFAでの補強第一号として、レイエスでもなくバーリーでもなく、ヒース・ベルとの契約に合意。
ベル 34歳 R/R 今季年俸750万 3年2700万(おそらく年900万、そして15年は900万の自動オプション付き) 背番号は21
2011 64G 3-4-43(5BS) 62.2IP 51H 4HR 51SO 21BB 2.44ERA 3.41DIPS .269BABIP
2009-2011 199G 15-9-132(14BS. 90%) 202.1IP 161H 8HR 216SO 73BB 2.36ERA 2.66DIPS .298BABIP
ホフマンの後任としてクローザーに定着し、見事な活躍を見せた巨漢。変わったフォームから平均94マイルのフォーシームを中心に組立、82マイルほどのカーブを投げて空振りを奪う。昔はゴロをよく打たせていたが、現在はGB/FBの値は平均。それでもHRを中々許さないのはさすがか。また、ファストボールとカーブしかないにも関わらず、左も苦にせず抑えることができる。さらに本拠地が投手天国ペトコだが、アウェイでも打者を抑えることが出来ているのでクローザーとして信頼できるピッチャーだろう。
ただ、昨年まで2年続けて2ケタを超えていた奪三振率が、今季はキャリアワーストの7.3に落ちたのと、年齢が心配。
~マーリンズ~
トッド・ジョーンズが素晴らしい成績を残した後、ボロウスキー、グレッグ、リンドストロム、ニュニェスと一流とは言えない投手がクローザーを務めてきたマーリンズだが、ついに一流のクローザーを獲得。リリーフに年900万はマーリンズらしくないが、来季への本気度が分かる。クローザーに定着した3年間でセーブ成功率が90%、さらに左もアウェイも関係なく抑えることができる投手で、打者有利なのか投手有利なのか分からない新球場に連れてくる選手としては最適の選択だろう。
体型や急激に落ちた奪三振率がやはり心配で、来季を考えると戦力は確実にアップだが、34歳の投手に3年契約、さらに4年目が自動オプションというのはどうかな、とも思う。04年から今季まで、マーリンズがクローザーに使った総額は1447,45万とリベラ1人分くらい。しかし、マーリンズにはトレードという大好きな選択肢が残っているため、誰かをクローザーとして使える見通しが出来ればベルが劣化する前に放出するだろう。とりあえずは先2年活躍してくれればマーリンズとしては嬉しいはず(マドソンがこれより少し安い額で来る方が良かっただろうけど、フィリーズが変な契約を提示したせいでマドソンの価値が上がってしまった・・・)。
また、マーリンズはフアン・カルロス・オビエドをN-FAするだろうとされている。
好調ならチェンジアップは最高級だが、毎年後半戦に疲れから打たれるし、なにより偽名を使っていたことを重くとらえている様子。まぁ偽名だろうが本名だろうが、あの成績と年俸からして残留はまずあり得なかったのでいいんですが。
これでクローザーが確定。
残りのリリーフ6枠を、ムヒカ、チョート、ダン、ウェブ、ベイデンホップ、シシェック、ハッチャー、セダで争う。このままだと最初の6人で確定。セットアッパーは固定しなくても調子の良い投手を使いまわせばどうにかなるかなと思う。なんやかんやでムヒカ、ウェブ、ベイデン、シシェックは抑えてくれるでしょうし。ちなみにムヒカとウェブは昨年までベルとチームメートで、今度はマイアミで再びチームメートに。
他に狙っているレイエスだが、どうやら移籍先がマーリンズとメッツ残留に絞られたとのこと。
マーリンズが6年7000~9000万のオファーで、メッツが5年8000万と言われている。個人的にはコグランかドミンゲスをレギュラーで使ってほしいのでレイエスには是非ともメッツに残留してほしい。先発を1人獲って、まだ金が余るならレイエスを獲ってもいいだろうけれど、レイエスを獲って資金がなくなって先発を獲れない・・・なんてことにはならないでほしい。
いきなりの動きでビックリしたけど、来年に限れば良い補強をしただろう。
年齢などを考えると、このベルの3年+オプションの契約はかなり怖いけれど、とりあえず出だしとしては良い動きかなとも思う。