28日
フロリダ・マーリンズ、サンライフスタジアムでの最後の試合だったものの、ストラスバーグに6回1安打10三振と完全に封じ込められて敗戦。先発のボルが6回3安打5奪三振2四球2失点と好投したが打線の援護なく13敗目。
試合中には元FLA戦士などにインタビューを行い、新監督のギーエン 、97年のワールドシリーズの勝利投手となったジェイ・パウル (みんなサヨナラヒットを放ったレンテリーアのことしか覚えていないだろ、ハハハなんて話もしていました 笑)、マーリンズ初のノーヒッターを記録したアル・ライター (この人めちゃくちゃしゃべる人で、しかもかなりおもしろい人でした)や、レジー・ハリス、ジェフ・コーナイン、ゲイリー・シェフィールド、マイク・ロウルなど も映り、試合そっちのけでしたが、良かったかなと。
そして試合終了にはサンライフスタジアムの「1」となっていたカウントダウン(これまでにドントレル・ウィリスがはがしたりしていました)が剥がされ、「MIAMI MARLINS 11.11.11」
に
その後はマーリンズのオールタイムチームが発表され、マイク・ロウル、ハンリー・ラミレス、ルイス・カスティーヨ、デレク・リー、ゲイリー・シェフィールド、ミゲル・カブレラ、ジェフ・コーナイン、ケビン・ブラウン、リバン・ヘルナンデス、ラアル・イター、ジョシュ・ベケット、ドントレル・ウィリス、ジョシュ・ジョンソン、ロブ・ネン、イバン・ロドリゲス、ジャック・マッキーオンが選ばれた。
フロリダ・マーリンズは93年に創設され、勝ち越しなしから97年にワイルドシリーズ制覇。その後も勝ち越しなしのシーズンが続き、03年に2度目のワールドシリーズ制覇。04年オフにデルガドなどを補強しながらも前年同様83勝しかできなかったためとんでもないファイアーセールを実施。それでも78勝84敗と粘り、若手が育った08年には84勝、98年には87勝を挙げワイルドカード争いも繰り広げたが、最後の2年間は負け越しで終了。
通算成績は1435勝1575敗で、地区優勝はないものの2度のワイルドカード、2度のリーグ優勝、2度のワールドシリーズ制覇を記録している。
11月11日からマイアミ・マーリンズとし、マイアミへと移転(新球場名は未定)。年俸総額も8000万前後になることを見込まれており、「貧困球団」からの脱却を目指す。
2度のワールドシリーズ制覇を除くと、やはり06年がすごかった。
その時の野手の力がオリボ、ジェイコブス、アグラ、ハンリー、カブレラ、ウィリングハム、エイバークロムビー、ハミーダ、アメザガ、ロス、ヘルムス、ボーチャード、トレーナー。先発がウィリス、オルセン、JJ、ノラスコ、アニバル、モーラー。このうちほとんどの若手が現在も一線級としてメジャーで活躍しており、ここまで残ったものすごいなと。
ちなみにリリーフはほぼ全滅で、ボロウスキー、ハージェス、メッセンジャー、タンカースリー、ケンシング、ピントなどはすでにメジャーの舞台から消えている。その後はグレッグをタダ同然で獲得しクローザーに育てたり、リンドストロムやオーウェンスもタダ同然で獲得して戦力(オーウェンスは怪我と薬物違反に引っかかるなどして引退)にするなど無名選手を戦力にした。
08年にカブレラ、ウィリスの大失敗トレードをしたが、その年もカントゥ、ルイス・ゴンザレスをFAで拾って活躍させ、これまた無名だったダグ・ウェクター、ジョー・ネルソンなどを活躍させた。
87勝を挙げた09年にはジョン・ベイカーとロニー・ポウリーノを捕手として併用で起用し前年から大幅に戦力アップ。さらに新人王を獲得したコグラン、ベテランのロス・グロードとヘルムスの活躍も素晴らしかった。また、トレード期限間際にはニック・ジョンソンを獲得し、怪我に苦しみ35試合の出場に終わったが出塁率.477と大活躍。毎年恒例の拾い物リリーフ陣は、キコ・カレーロ、ダン・マイヤー、ブライアン・サンチェス、ブレンダン・ドネリーがキャリア最高級の成績を残し、リリーフ陣の防御率は3,89をマーク。
10年以降はそれまでチームを支えてきたロス、ハンリー、カントゥらの成績が低下し、ロスとカントゥは放出されチームの成績も低下。スタントン、モリソン、ギャビーという優秀な野手が3人出てきたものの、彼らだけではどうにもならず結局今季も低迷。
それでもチームは正しい方向へと向かっているはずで、来年以降の巻き返しに是非とも期待したい。

