25日のプレー について、また情報が入ってきたのでその情報と、個人的な意見を書いていこうと思います。



延長12回一死一・三塁の場面、エミリオ・ボナファシオが放った打球は浅いセンターフライだったものの、三塁走者のスコット・カズンズはタッチアップ。そして捕手のバスター・ポージーは完全にホームをブロックしていなかったものの、カズンズは体当たりを決行。これについてはたとえスライディングをしたとしてもタッチされる可能性があり、ボールを落とそうとしての体当たりなので問題はないと言える。実際コディ・ロスが言うにはジャイアンツの選手のほとんどがあのプレーを「クリーンなプレー」と言っている。またポージーはボールを捕球できていなかった。一部の人は「ボールを落としているんだから体当たりをやめるべきだった」と言っているものの、全速力している状態でまずボールがこぼれたかどうかを判断するのは非常に難しいことだろう。

昨年のナイジャー・モーガンのこのプレー のように、返球すらされていないのに体当たりをすればそれは問題になるだろうが、あの場面に置いてはやはり「クリーンなプレー」という認識が高いようです。もちろん決して褒められるようなプレーではありませんが。


今回のようなプレーはたびたび起きていて、特に今回はジャイアンツのスーパースター候補とマーリンズの新人の激突で、ポージーがシーズン絶望になったためかなり大きく取り上げられましたが、昨年はヤンキースのスーパースター:テシェーラと、エンゼルスの控え捕手による非常に似たようなプレー がありました。これについても体当たりを受けて負傷したウィルソンが「テシェーラに対し怒っていない」と話し、ハンターも「クリーンなプレー」と話していました。ただ、やはり怪我をさせてしまった選手とチームももちろん気分が良いわけではなくカズンズもテシェーラも共に「気分が悪い」と後に話し相手チームと怪我をした選手への謝罪をしていますし、マーリンズがカズンズがベンチに戻ってからの歓迎はなかったとのことです。


ジャイアンツの監督のボウチーは「ルールを少し変えるべきだ。ホームを覆いかぶさっていないときは体当たりをしてはいけないように」と話しましたが、マーリンズのロドリゲス監督の意見は「このままでいい」とのこと

「衝突は長年あったことだ。誰も怪我をするのを見たくはないが、ルールを変えることによって変化があるとは思えない」と話し、「これはホーム上や二塁上でもあり得る。では二塁での併殺崩しはどうするのか?どうやって打者の内角にボールを投げるのか?これも野球の一部だ」と続けました。

また、ボウチーが今になって「ルール改正をすべき」というのはおかしいでしょう。もしその気があったのなら昨年モーガンが2度も捕手に無茶な体当たりをした時や、テシェーラがやった時などに言うべきだったはず。それに自身も捕手としてプレーしていたのだから「なぜ今更?」と疑問に思う。


ただ、昨年マーリンズのブレット・ヘイズが前述のモーガンに吹き飛ばされ肩を脱臼。その時期に丁度正捕手のDL入りで代理正捕手を務めていたロニー・ポウリーノが薬物検査に引っ掛かり50試合の出場停止を受け、ヘイズの残りシーズン絶望で正捕手が第4の捕手という大変な事態に陥ったため、ボウチーが捕手を守ろうとそう言ったことはよく分かります。

ただそういったルールを設けた場合、ロドリゲスの言った通り今季ハンリー・ラミレス西岡剛 が怪我をした二塁上でのスライディングはどうなるのか、といういった問題にも発展してきます。特にゲッツー崩しは明らかに足がベースとは関係のないところに行っているので(稀にこういった 走者が怪我をする場面もあります)。

正直誰かがこのようなプレーで怪我をする度にルールを改正していたらいくらルールがあっても足りないでしょう。なので個人的には体当たりやゲッツー崩しをルールで縛ることはせず、決して良いプレーではありませんが現状維持のままでいいかと思います。



カズンズは、「もしあの状況が再びくれば同じことをやる。もし変えれば私は終わりだ」と最後に話していました。