野手に関しては選手名、年齢、打/投、ポジション、今季年俸、入団経緯、左右の不得意、早打ちか遅打ちか、一言、心配点という形で書いていきます。



カート・スズキ 28歳 R/R C 340万 04年ドラフト2順目指名

・左に弱い

・早打ち

・昨年は大不振に陥ったものの、BABIPが低かったり腰を痛めたりと不運が重なったため。今季は09年並みの成績を期待できるはず。守備では投手陣を引っ張る役割を今季も期待。

・特にないが、強いて言うなら盗塁阻止率の低さか。08年に37%を記録したのが嘘かのように昨年は送球が下手だった。


ダリック・バートン 26歳 L/L 1B 04年オフにマーク・マルダーとのトレードで加入

・左に非常に強い

・遅打ち

・DRSで両リーグ断トツトップ、ア・リーグ最多の110四球とようやく才能開花。終盤には長打力も見せ、今季は15本ほど打てる可能性も。また才能から言えば3割近くの打率を残してもおかしくはなく、今季は更なる成長を期待。

・試合中は非常に真面目で熱い。欠場するほどの怪我もすることがないので特に心配することもないだろう。


マーク・エリス 34歳 R/R 2B 600万 01年にベン・グリーブ、エンゲル・ベローア、A.J・ヒンチとの三角トレードで加入

・シーズンごとに大きく変動

・ここ2年は早打ち

・昨年はキャリアで2番目に高い打率をマークも、OPSは,739止まり。しかし自慢の守備力は高いレベルをキープし、チームに大きく貢献。今季は補強のお陰で8番を任されることになるはずなので、打撃はそこまでできなくてもいいので守備で期待。

・ここ3年間は毎年離脱しており、110試合前後くらいにしか出れないはず。突然急激に衰えた長打力が戻るかどうか。


クリフ・ペニントン 27歳 S/R SS 05年ドラフト1順目指名

・左に弱い

・遅打ち

・昨年初のフルシーズンを過ごし、前任のクロスビーやカブレラ以上の守備力と走塁を披露。打撃はイマイチだったものの、今季は,720くらいのOPSを期待したい。とはいっても9番打者なのでエリス同様守備に期待。

・調子の波が激しく、打たないときは全く打てないので、700前後のOPSでいいのでシーズンを通して安定した成績を残して欲しい。


ケビン・クーズマノフ 30歳 R/R 3B 475万 09年オフにスコット・ヘアーストン、アーロン・カニンガムとのトレードで加入
・右に弱い

・早打ち

・毎年打撃成績が落ち、昨年は6割台のOPSと大苦戦。その一方守備ではすばらしいプレーを連発し、投手陣を支えた。チームは幾度も3B獲得を試みたものの失敗し、本人は気合十分。打撃復活に期待。

・守備での穴はなくなったのであとは打撃のみ。不振ならばラローシュ、ロサレスにレギュラーを奪われて放出される可能性もあるので今季は正念場。


ココ・クリスプ 32歳 S/R CF 575万 09年オフFAで加入

・左に強い

・昨年は75試合の出場に終わったものの自己最多の32盗塁、さらに高い守備力も発揮し、好守で活躍。今季はいきなり飲酒運転で逮捕と悪いスタートを切ったが、シーズンは怪我なく乗り切ってほしいところ。

・やはり怪我だけが心配。健康なら,750前後のOPSを残せるので、怪我さえしなければ活躍してくれるはず。


デイビッド・デヘイズース 32歳 L/L OF,RF,LF 600万 今オフにビン・マッザーロ、ジャスティン・マークスとのトレードで加入

・左にやや弱い

・遅打ち

・好守において安定した成績を期待できる選手。3割前後の打率とまずまずの選球眼・長打力で8割前後のOPSを期待。FA前年かつプレーオフを狙えるチームなので奮闘を期待。

・ほぼ毎年離脱しているが、130~140試合には出場可能なはず。フライボールをぼこぼこ打つ選手ではないのでA'sの球場で苦戦することはそんなにないはず。


ジョシュ・ウィリングハム 32歳 LF 600万 今オフにヘンリー・ロドリゲス、コーリー・ブラウンとのトレードで加入

・左に強い

・遅打ち

・メジャー定着後5年間毎年好成績を収めている選手。パワーと選球眼があり、主砲としての働きを期待できる。また、真面目な性格でマーリンズ時代は若い選手たちを引っ張った。A'sでもチームリーダーとして期待。

・腰が非常に悪く、ここ3年間で349試合出場のみ。調子の波が激しいのも痛い。


松井秀喜 37歳 L/R DH 425万 今オフFAで加入

・昨年左に弱くなった

・遅打ち

・衰えはしたものの、パワーと選球眼がありウィリングハム同様の成績を期待できる。とりあえず140試合に出場し,850OPSをマークすれば十分合格点だろう。

・昨年左を打てなくなったが、もし今季もその傾向ならばカーターやジャクソンとの併用が濃厚。また膝の状態も気掛かりなので休ませながらの方がいいはず。


ライアン・スウィーニー 26歳 L/L CF,RF,LF 140万 07年オフにニック・スウィッシャーとのトレードで加入

・左に弱い

・遅打ち

・3割近い打率と広い守備範囲・強肩が魅力の選手。左を苦手にしているものの打撃成績は安定していて過去3年間はレギュラーだったものの今季は控えに。性格は非常に明るい。

・元トッププロスペクトだったものの、将来は20本近く打てると言われたパワーが全く伸びずにデヘイズースのパワーがないバージョンに。また怪我も非常に多い。


コナー・ジャクソン 29歳 R/R LF,1B 320万 09年シーズン途中にサム・デメルとのトレードで加入

・左に強い

・06年から3年連続で,820前後のOPSをマークも、過去2年間は怪我で90試合の出場に終わりわずか3HRと大不振。A's加入後は18試合で11四球も、速攻DL入りしてシーズン終了となった。N-FA濃厚と思われたが第5の外野手として残留。復活に期待。守備はまずまず。

・怪我だけが心配だがとりあえず毎日出場しないのでそのリスクは低くなった。


アダム・ロザレス 28歳 R/R 1B,2B,3B,SS,LF 09年オフにアーロン・マイルズとのトレードで加入

・右に弱い

・早打ち

・昨年は控えとして大活躍。怪我人続出のせいで5つのポジションを守ったが、最後にはロザレスも離脱。今季も怪我で復帰は5月とのこと。復帰後は数年前A'sにいたスクータロのような働きを期待。

・常に全力プレーなので怪我が心配。あとは昨年三振数が増加したのも気になる。


ジョシュ・ドナルドソン 26歳 R/R C,1B 08年シーズン途中にリッチ・ハーデン、チャド・ゴダーンとのトレードで加入

・左に強い

・遅打ち

・パワーと選球眼に優れた捕手で、パウルと控え捕手の座を争う。一応はプロスペクトで、捕手が弱い球団に行けばレギュラーになれる可能性も秘めている選手。ただ、パウルに比べて左に強い、若い、怪我をしない、という点において有利。

・初のメジャーでは打てなく、三振の多さが気になるところ。守備は平凡的。


ランドン・パウル 29歳 S/R C,1B 04年ドラフト1順目指名

・左に弱い

・遅打ち

・パワーと選球眼があるが、昨年は大不振。唯一の見せ場はブレイデンのパーフェクト達成時マスクを被っていたことくらい。元プロスペクトだったが、相次ぐ怪我で評価がかなり落ちた選手。今季は正念場。

・両打ちだが左に弱く、怪我も多いのでドナルドソン有利か。ちなみに足は異常なほどの遅さ。


クリス・カーター 25歳 R/R LF,1B 07年オフにダン・ヘイレン、コナー・ロバートソンとのトレードで加入

・左に強い

・遅打ち

・とてつもないパワーを秘めている選手。三振の多さ、守備の下手さなど課題は多いものの、カーターのパワーは非常に魅力的。選球眼もあり、マイナーでの通算成績は ,284/,380/,540。昨年メジャーで放った3発は全て打った瞬間入ると分かるほどの飛距離だった。

・1BとLFしか守れず、1BはバートンがいるためDHになるのではないかとも言われていたがチームはLFで育てる方針で、枠的に開幕はマイナーで迎える予定。怪我の心配は必要なく、来年以降はレギュラーの予定。


エリック・ソガード 25歳 L/R 2B,3B,SS 09年オフにスコット・ヘアーストン、アーロン・カニンガムとのトレードで加入

・高レベルとバッティング技術と選球眼と評価の高い守備で実力はすでにメジャーレベル。エリスの後任第一候補となっている。昨年AAAで内野は1B以外経験しており、少なくともロザレス復帰までユーティリティとしての起用が濃厚となっている。左打ちだが左は苦にしない。

・特に欠点という欠点はない。パワーはないが、その分選球眼でカバーしている。今季活躍すれば来年のレギュラーは確定か。


スティーブン・トレソン 28歳 R/R 2B,3B,SS,LF,RF 09年オフにウェーバーで獲得(現在40人枠外)

・左に強い

・早打ち

・昨年マイナーで ,332/,412/,503 とキャリアハイの成績を収めてメジャー初昇格し、まずまずの成績を残したがオフに40人枠を外された。左に強く、まずまずの選球眼と平均以上の守備力を持っているがロザレス、ソガードの壁は厚いか。他球団でならユーティリティとして務まるはずだが、A'sではどうか。

・ユーティリティとしてならまずまずで、普通ならメジャーにいてもおかしくないのだけれども問題はA'sの層の厚さ。マイナーに置いておくのは勿体ない気がするが仕方ないか。


アンディ・ラローシュ 28歳 R/R 1B,2B,3B,LF 今オフにFAで加入(マイナー契約)

・ドラフト下位指名ながらもマイナーで打ちまくり一時はドジャースのトッププロスペクトとして名を上げたが、メジャーでは全く打てず。全くメジャーで打てない理由は分からないが、とりあえず今のところSTでは大爆発していてメジャー昇格の可能性も。

・やはりメジャーで打てていないという悪評が付いて回る。まだ年齢的に衰えるような年齢ではなく、奮闘に期待。