☆ブレーブスがダン・アグラと契約延長

アグラ  31歳 R/R 2B 昨年780万 5年6200万(契約金100万、11年900万、12~15年1300万)


ルール5ドラフトでの移籍ながら、ルーキイヤーの06年にいきなりルーキーの2Bとしては歴代最多の27HR(ウィリングハムとナ・リーグ初の新人25HR以上コンビ)。その後は2B史上初の4年連続30HR、史上初の内野手4人全員25HR以上(カントゥの29HR以外は全員30HRクリア)、球団記録の通算154HRなど、攻撃面で数々の記録を達成してきた攻撃型2B。怪我もなく非常に健康的な選手で、トップレベルの2Bだろうが守備が弱いのと、左を苦手にしているのが弱点か。昨年に限れば左を,983OPSとよく打てたためシーズンでのOPSが自己最高の数値をマーク。もし今後も左を打てるなら今季並みの成績を期待できるが、また打てなくなれば,800ちょっとのOPSに落ち着くはず。FLAと長期契約を結ぶことを望んだものの、FLAの提示は4年4800万。アグラは5年契約を希望していて、結局折り合いが付かずに放出となっていた。


~ブレーブス~

調停で1000万近くになったはずなので、FA4年を5200万で抑えたことに。今後左を打ち続けることができるか、それとも再び打てなくなるかでシーズン成績は変わってくるだろうからこの辺りは予想が難しい。前者なら毎年,850OPS以上、後者なら,810OPS前後なのでそれによって価値も大きく変わってくる。

守備は素晴らしいプレーを見せることが多くなったが、凡プレーが多いのも同様なので下手ということに変わりない。なので全ては「今後も左を打つことができるか」に賭かかっているように思える。FLAのオーナー、ジェフ・ローリアが「彼が望んでいた5年契約を得れたのなら結構。ただ5年目には彼は35歳だ」と話す通り、15年に1300万の価値があるかは怪しい。

多少高いかなとは思うけれど、人格者のアグラを5年間雇うことができるのは確実にATLにとってプラスに働くはず(できれば15年はオプションにしたかっただろうけれど)。




☆ナショナルズがアダム・ラローチを獲得

ラローチ  32歳 L/L 1B 昨年600万 2年1600万(11年700万、12年800万、13年1000万相互オプション:バイアウト100万)

6年連続20HR以上、ここ3年間はピッタリ25HRと計算しやすい選手。昨年はジャイアンツからの複数年契約を蹴り、Dバックスで好成績を狙ったものの自己最多の172三振、,788OPSと空回り。オリオールズからの3年2700万のオファーを蹴って、オプション行使なら3年2500万という契約になった。ナッツにしてみればダンより格は落ちたが、その分安く抑えることができたのでいいだろう。守備もダンよりは上なので、総合的に見ればダンの穴は最低限に防げたかなという印象。


☆マリナーズがブレンダン・ライアンと契約延長

ライアン  29歳 R/R SS,2B,3B 昨年42,5万 2年275万(11年100万、12年175万。11年は最大30万、12年は最大75万のボーナス)


このオフにSTLからトレードで獲得した選手。09年は ,292/,340/,400 とよく打ったが、基本的には守備の人。実力的には,700OPS前後と見ている。ただ、守備だけは非常に良いのでユーティリティとしては十分の選手。レギュラーのジャック・ウィルソンは怪我が非常に多く、バックアップ要員が確実に必要なので実力も似たようなライアンは良い選択じゃないかなと思うが、やはり打線をどうにかする必要がある。



☆レッズがエドガー・レンテリーアを獲得

レンテリーア  35歳 R/R SS 昨年950万 1年210万+90万ボーナス


長年レギュラーを務めていた選手だが、昨年は怪我もありデビューから14年続けていた100試合出場が途切れてしまった。特にここ3年間の打撃不振は深刻で、レギュラーとしては厳しいはず。基本的にはヤニッシュがレギュラーになるのかなと思う。ちなみにレンテリーアはジャイアンツと交渉決裂後(ジャイアンツが提示した1年100万はリスペクトに欠けるとして蹴った)はマーリンズ、カージナルスへの復帰を希望も、オファーはなくカージナルス時代のGMだったジョケッティがいるレッズへの移籍となった。



☆アスレチックスがレンジャーズとのトレードで、ライアン・ケリーを放出してギレルモ・モスコスを獲得。これに伴い、フィル・ハンバーをDFA

ケリー  24歳 R/R RP 06年ドラフト26順目


モスコス  28歳 R/R SP 03年ドラフト外入団


モスコスはフライボールピッチャーながらも被本塁打が少なく、制球も良い投手。昨年はAAAでキャリアワーストの成績を記録したが、09年にAAAで投げたときは好投していたので単に不調だっただけか。90マイルのファストボールとカーブがほとんどで、稀にチェンジアップを投げる。A'sにはフィットしている投手かなという印象。ケリーは先月ウィンベリーとのトレードで獲得した投手で、まだ若いが被本塁打が多く、まだAしか経験していなくメジャー経験もあるモスコスの方が期待はできるだろう。ただ今の時点では両者ともメジャーに定着できるとは思えないが。



☆Wソックスがウィル・オーマンを獲得

オーマン  34歳 L/L RP 昨年135万 2年400万


左殺しとして優秀な投手。フォーシームは速くなく、基本的にこの球とスライダーしか投げないが左を抑えるだけの威力は十分。右相手にはツーシームも投げてどうにか組み立てているが、やはり右には弱いので左専門として使うのが一番。また、制球が良くないので歩かせることも多い。

Wソックスはリリーフが手薄。クローザーのソーントン、左のセイル、オーマンは良いが右がいない。元野手のプロスペクトで、昨年投手転向2年目ながらメジャーで活躍したサントスが成績維持、ロングリリーフになったペーニャが復活できなければもっと大変。今後も確実に動いてくるはず。