今季メジャーで1度も出場していないマイナーリーガー(プロスペクトがほとんど)についてのまとめ。

FLAのプロスペクトはかなり少ないものだと思っていたけど、よく調べると腐るほどいた。さらにアグラなどを放出してプロスペクトを大量に得ようと考えているのだからバインフェストは天才だ・・・。


ローガン・モリソン  23歳 1B 56G ,308/,418/,485 5HR 33RBI 37BB 29SO 1SB (AAA) / 5G ,381/,381/,667 (A+)

スタントンに次ぐ期待のプロスペクト。選球眼が非常に優れていていて、ニック・ジョンソンとよく似た選手。パワーは今後伸びる可能性もあるが、果たしてどうなるか。07年と08年で258試合に出場したが、ここ2年は肩を痛めて離脱することが多くなっている。アグラかカントゥが放出されればメジャー初昇格が予定されている(コグランが2Bか3Bに転向し、モリソンはLF)。


スコット・カズンズ 25歳 CF 68G ,246/,294/,395 6HR 22RBI 15BB 45SO 5SB (AAA)

08年に打者地獄の球場で,822OPSとよく打ち、将来を期待されたがここ2年は不振で、ライバルのピーターセンに一足早くメジャー昇格を許してしまった。足が非常に速く、肩と守備もまずまずで優秀なRFに成長するだろうと思われていただけに残念。ただ、ラスト10試合では,966OPSと復調の兆し。


ブレット・シンクベイル 26歳 RP 38G 1-3 40,1IP 50H 3HR 39SO 23BB 6,47ERA 3,94DIPS

最速95マイルのフォーシーム、90マイルのツーシーム、そして球団でもトップレベルのスライダーが武器の06年ドラフト1順目指名の投手だが、08年から大不振に陥った。昨年はリリーフに転向したもののやっぱりダメ。しかし今季は奪三振率がようやく向上し、DIPSもまずまず(DIPS-ERAがマイナス2,53となる投手を初めてみた 笑)。しかし左打者に弱く、18,1イニングで27安打12四球とフルボッコ。今季からルール5ドラフトの対象(※)になったため40人ロースターに入っているが、このままだと・・・。


ショーン・ウェスト 24歳 SP 8GS 3-2 40IP 41H 4HR 35SO 11BB 3,38ERA 3,58DIPS (AAA)

05年のドラ1投手五人衆(ボルスタッド、アーロン・トンプソン、ジェイコブ・マルソー、ライアン・タッカー、ウェスト)のうちの1人。昨年メジャーデビューを果たし、後半戦のDIPSは3,57とすでに主力級。今季はマイナースタートとなり、怪我で出遅れたが後半戦からローテーションに入ることが決まった(つまり誰かがトレードされるということ)。武器は2種類のスライダー。1つは小さく曲がるスライダーで、もうひとつはA'sのアンダーソンのように大きく曲がるスライダーで、エース候補として期待できる投手。


ライアン・タッカー 24歳 SP 7GS 33,2IP 41H 3HR 19SO 17BB (AAA) / 6G 6IP 8H 5SO 8BB 4,50ERA (A+) / 2G 4IP 5H 0HR 7SO 0BB 0,00ERA (Rk)

マイナーですばらしい成績を残し、08年にメジャーデビューを果たしたもののここ2年間は怪我で21登板のみ(すべてマイナー)。最速97マイルのフォーシームが最大の武器。素質は最高級で期待は大きいが、投げることができていないのでどうしようもない。


ダラス・トレイハン 25歳 SP R/R 6GS 28,2IP 40H 2HR 19SO 13BB 6,28ERA (※2009年 AAA)

ウィリス、カブレラのトレードの見返りの一人。すばらしいシンカーを持っていて、さらに平均以上のスライダーも投げるためゴロの山を築く。タイガースでは好成績を収めていたものの、FLA加入後は不振と怪我。今季は未だ登板なし。


オズバルド・マルティネス 22歳 SS R/R 86G ,304/,388/,383 3HR 28RBI 40BB 40SO 9SB (AA)

今季初めてメジャーのキャンプに将来された、守備と走塁に優れた選手。選球眼が良いとされながらもあまり四球を選べてなかったが、今季はすでに自己最多四球数まであと1に迫る勢いで四球を選んでいる。盗塁失敗が多く(8個)、またパワーも全くと言っていいほどないので成長が必要。


マット・ドミンゲス 21歳 3B R/R 87G ,242/,332/,412 10HR 43RBI 34BB 64SO (AA)

守備の評価が非常に高い選手で、08年には,853OPSと好成績を残した。しかし昨年はAA昇格後31試合でわずか18安打と大不振に陥ったが、今季はまずまず。将来的にはタイガースのインジに選球眼を付けたような選手になれるはず。また、風船を膨らます才能がある(アメリカの風船ガムがすごいだけ?)。
MLB好き!!

エリー・ビラヌエバ 24歳 SP R/R 18GS 118IP 95H 9HR 71SO 24BB 2,21ERA 3,60DIPS (AA)

08年ドラフト27順目の投手。制球はすばらしく、マイナー通算322,2イニングでわずか54四球しか出していないがフライボールの割合が高すぎる。三振も多く取れないがその分長いイニングを投げることができるのでレッズのアローヨタイプ。


トム・コーラー 24歳 SP R/R 18GS 103,2IP 93H 6HR 87SO 33BB 3,04ERA 3,23DIPS (AA)

08年ドラフト18順目の投手。制球が非常によく、92~94マイルのツーシームが武器。スライダーとチェンジアップもまずまずで、左打者を封じ込めることができている。年齢、指名年、下位指名、好成績と、共通点が多いビラヌエバとコーラー。最低でもどちらか1人は主力になってほしい。


ジェフ・アリソン 26歳 SP,RP R/R 19G 12GS 74IP 76H 10HR 32SO 17BB 4,78DIPS (AA)

03年の全体16番目指名の投手だが、05年薬物に手を出して死にかけ、翌年にはドラッグを大量服用しまたも死にかけた経験を持つ。08年に3年ぶりとなる実践復帰を果たすと、昨年はAAに昇格。かつては97マイルを計測したフォーシームは90マイル前後に落ち、奪三振率も大きく低下してしまったが、武器のカーブは健在。素質は最高級だったので今頃はエースとして君臨していたはずだったのだが・・・。


アンドリュー・ミラー 25歳 SP L/L 11G 49,1IP 50H 2HR 37SO 37BB 6,02ERA (AA) / 3GS 15,2IP 8H 23SO 15BB 1,73ERA (A+)

カブレラ、ウィリスのトレード要員としてFLAに移籍。06年ドラフト全体6番目指名だが、素質は全体1番目級。過去4度のメジャー挑戦も、制球難が直らずに失敗。が、今季はメジャーどころがマイナーでありえないほどの制球難に陥り、AAで大苦戦。それでも徐々によくなってきて、7月4日と9日の試合では12,1イニング投げて2四球。ようやく復調してきた。


ホゼ・セダ 23歳 RP R/R 6G 9,1IP 4H 1HR 17SO 6BB (AA) / 7G 8IP 7H 2HR 5SO 1BB 4,50ERA (A)

常時95マイル、最速99マイルのフォーシームが武器。スライダーもまずまずで、三振の山を築くクローザー候補だが、あまりにもデブすぎる。身長が193cmに対し体重が120kg。将来確実に足を故障するだろうと言われているが、FLAにとっては関係ない(どうせ怪我する前に放出なので)。しかし昨年は肩を痛めて全休。


カイル・ウィンターズ 23歳 SP R/R 12GS 66IP 71H 1HR 40SO 17BB 3,27ERA (※2009年 AA、A+)

球速はあまり速くないが、スラーブの評価が非常に高い投手。チェンジアップは発展途上なので、これをきちんと投げることができれば奪三振率も上がるはず。投球スタイルはJJと似ているとのこと。今季は手術を受けて全休が決定しているが、1年を棒に振ったJJと同じく手術後に化けることができるか。


ジェイク・スモリンスキー 21歳 2B R/R 72G ,250/,302/,368 3HR 31RBI 18BB 45SO 3SB (A+)

ウィリングハムとオルセンの見返りで獲得。SS、LFと守ってきたが、肩が弱かったり守備範囲がイマイチだったりで2Bに定着。2Bとしては優秀な守備力を持っている。足は平均的。パワーは伸びるだろうと言われているが、今季は伸び悩んでいる。今季大不振といって言いレベルの成績で、上手く育てば ,280/,345/,430 くらいは打てるはず。


アイザック・ギャロウェイ 21歳 OF R/R 30G ,200/,259/,290 0HR 6RBI 5BB 21SO 4SB (A+)

完全な素質先行型選手。パワーは平均的だが、未だ結果には表れておらず、ただのフリースインガーとなっている。評価が高いのは打撃よりも走塁と守備で、将来は最高の守備力を誇るOFになるのでは、と期待されている。ただ、今季は怪我で6月以降の出場はない。


ブラッド・ハンド 20歳 SP L/L 17GS 93IP 96H 5HR 92SO 32BB 3,10ERA 2,95DIPS (A+)

08年ドラフト2順目指名で、昨年は不振だったものの今季は制球力が向上し評価が急上昇。カーブとチェンジアップはいずれも平均以上とスターターとして十分期待できる投手。球速は92マイル程度だが、まだまだ若いのでこれからどんどん伸びてくるはず。早ければ来年にもメジャー昇格するかも。


カイル・カミンスカ 22歳 SP L/R 10G 7GS 48,2IP 46H 3HR 33SO 8BB 3,51ERA (A+) / 2G 8IP 13H 1SO 1BB 4,50ERA (Rk)

ストライクを投げすぎている、と言われるくらいストライクを投げている投手。フォーシームは速くないが、80マイル前後のスライダーでタイミングを外すのが得意。とにかくストライクを投げているので四球で崩れることはない。あとはサードピッチをどうにかしないといけない。


カイル・スキップワース 20歳 C L/R 75G ,255/,322/,465 13HR 39RBI 23BB 95SO 1BB (A)

08年ドラフト全体6番目指名で、球団史上2番目に高い230万の契約金で入団した期待の捕手。打撃と守備の両方の評価が非常に高かったものの、過去2年間は打撃が大不振。今季はようやく打ち始めたが、三振の多さは相変わらず。しかし素質的には3割20HRは打てる選手なので期待大。


チャド・ジェームズ 19歳 SP L/L 14GS 62,1IP 59H 1HR 66SO 38BB 4,62ERA 3,12DIPS

昨年のドラフト1順目指名で、Rソックスのレスターと比較される投手。最速94マイルのフォーシームと最高級のチェンジアップが武器。高校の最終学年では63,1イニングなげて100奪三振を奪った。さっそくDLに入ったりもしたが、評価は非常に高い。



※ルール5ドラフトの対象選手・・・18歳以下で入団した選手のうち、ルール5ドラフト実施日の時点で在籍年数5年以上、19歳以上の選手だと4年以上の40人ロースター以外の選手が対象




調べてみて分かったのが、投手のプロスペクトが非常に多いということ(世の中にはものすごく熱心なFLAファンがいるということも 笑)。

近年のドラフトは成功しているといってもよさそうだし、外部に頼らなくとも十分な数のプロスペクトが集まった。もちろん全員が活躍するということはあり得ないが、それでも新球場がオープンする2012年、とんでもないチームが出来上がっていそうだ。