続いて投手陣。
平均失点・・・4,36(リーグ8位、平均4,44)、H/9・・・8,8(リーグ8位、平均8,9)、HR/9・・・0,8(リーグ5位、平均0,9)、BB/9・・・3,3(リーグ7位、平均3,4)、SO/9・・・7,3(リーグ7位、平均7,2)、SO/BB・・・2,20(リーグ7位、平均2,11)、QS率・・・58%(リーグ4位、平均53%)、セーブ成功率・・・63%(リーグ13位、平均67%)
ジョシュ・ジョンソン 18G 18GS 9-3 122P 89H 4HR 123SO 28BB 1,70ERA 0,96WHIP ,270BABIP 2,30DIPS
突然化け物級の成績を残した。フォーシーム、スライダー、チェンジアップしか投げていないのだが、フォーシームが異常。常時96マイル前後の球をすばらしい制球で投げ込む。トミー・ジョン手術を受けて以降毎年成長しており、今後も大きな期待ができる。
リッキー・ノラスコ 18G 18GS 9-6 110,2IP 121H 20HR 94SO 22BB 4,55ERA 1,29ERA ,310BABIP 4,45DIPS
08年にリーグ2位のWHIPを記録し、09年は開幕投手を務めた実績があるが今季はすでに20HR。チームが打たれた65HRのうち、約3分の1を1人で稼いでいる。ただ奪三振が多く、四球が少ないためDIPSはそこまで悪くないというあまりにも不思議な投手。ただ怪我はしないので使い勝手はいい。
アニバル・サンチェス 17G 17GS 7-6 103,1IP 109H 4HR 71SO 39BB 3,66ERA 1,43WHIP ,320BABIP 3,46DIPS
ルーキーイヤーの06年にノーヒッターを達成した右腕がようやく完全復活。今季は6回持たずに降板したのがわずか3回と、抜群の安定感を誇っている。被本塁打もJJと同数の4と、すばらしいピッチングを続けている。カーブ、チェンジアップのキレが戻ってきたのが好成績の要因だろう。
クリス・ボルスタッド 17G 17GS 4-8 98IP 99H 10HR 67SO 37BB 4,78ERA 1,39WHIP ,294BABIP 4,29DIPS
08年はすばらしいピッチングを見せたものの昨年は被本塁打の嵐。今年はまずまずのピッチングを続けていたが崩れると止まらない。さらに今季は20回盗塁を許し、アウトにできたのは1度だけと悲惨。あまりにもひどかったため2年連続のマイナー降格となったが、後半戦はローテーションに戻ってくる予定。
ネイト・ロバートソン 18G 17GS 6-7 95,1IP 104H 10HR 56SO 38BB 5,10ERA 1,49WHIP ,304BABIP 4,58DIPS
02年以来となるマーリンズ復帰を果たし、開幕からローテーションに入っているもののあまりにも中途半端な成績。毎試合6回4失点という感じで、使い辛い。右打者にボッコボコにやられているので、ワンポイントリリーフとして使えばかなりの好成績を収めることができるはずだ(HRは全て右に打たれている)。
レオ・ヌネス (ニュニェスはダサイ) 38G 3-2-20-5 36,2IP 29H 1HR 37SO 9BB 2,95ERA 1,04WHIP ,289BABIP 2,27DIPS
昨年は4,95DIPSと、とてもクローザーの器ではなかった投手だが軽い球のフォーシームの多投をやめ、チェンジアップを多投するようになった今年は最高の成績を収めている。昨年13本打たれたHRは未だわずかに1本。このチェンジアップは本当にすばらしく、あとは細かい制球さえ向上すれば屈指のクローザーになれるかも。
クレイ・ヘンズリー 32G 1-3 37,2IP 27H 1HR 48SO 15BB 2,39ERA 1,12WHIP ,302BABIP 2,19DIPS
06年に11勝を挙げた実績もあるが、昨年は1年間マイナー。しかしオープン戦で完璧なピッチングを見せると開幕ロースター入りし、ロングリリーフで好投した後に不動のセットアッパーに。被安打がかなり少ないがBABIPは平均レベル、さらに奪三振率が急上昇し、一気にすばらしい投手へと成長した。
カーブとチェンジアップがすばらしく、この二つの球種で大量の三振を奪っている。
ブライアン・サンチェス 30G 0-1 29IP 25H 2HR 19SO 14BB 3,10ERA 1,35WHIP ,274BABIP 4,23DIPS
99年ドラフト2順目で指名された投手が昨年FLAで才能開花。背負い投げをしているようなピッチングフォームで微妙に変化する球を投げ込む。今季は怪我で出遅れたため、復調にはもう少し時間がかかりそう。
ティム・ウッド 26G 0-1-1 27,2IP 33H 2HR 10SO 15BB 5,53ERA 1,73WHIP ,316BABIP 5,04DIPS / 9G 10,1IP 10H 2HR 9SO 1BB 2,61ERA (AAA)
02年のドラフト44順目指名ながら昨年デビュー。今季は開幕早々にメジャー初セーブを挙げたが、あまりにも奪三振数が少なすぎる。大きく曲がるカーブは持っているが制球がダメ。それでも44順目でメジャーまでたどり着いただけでもすごい。
バーク・ベイデンホップ 18G 1-5-1 23,2IP 24H 2HR 18SO 8BB 5,70ERA 1,35WHIP 3,79DIPS / 12G 16IP 16H 9SO 7BB 2,81ERA (AAA)
開幕直後はセットアッパーだったが、突然打たれだして一瞬で5敗。マイナーに降格した後先日戻ってきたシンカーボーラー。カブレラ、ウィリスのトレードで獲得した選手のうち唯一活躍している投手。シンカーボーラーだが三振もまずまず取れる。実力的にはセットアッパー。
クリス・レルー 14G 15IP 19H 1HR 17SO 9BB 6,60ERA 1,87WHIP ,429BABIP 3,60DIPS
100マイルのフォーシームを投げるカナダ人。とにかくフォーシームが速く、被本塁打を許さない。三振も奪えるので制球さえよくなれば良い投手になれるが、現在はマイナーのDLに入っている。
ホゼ・ベラス 12G 1-0 14,2IP 10H 1HR 19SO 6BB 4,91ERA 1,09WHIP ,290BABIP 2,79DIPS / 24G 29,1IP 34H 2HR 37SO 15BB 4,60ERA (AAA)
制球難で4月に4試合投げただけでDFAにされたが、再昇格後はカーブを多投するようになって8試合で3安打13奪三振2四球と完璧なピッチングを続けている。フォーシームがどこにいくか分からないので、カーブと投げることで誤魔化しができるというか・・・。
アレハンドロ・サナビア 4G 1GS 0-1 11,2IP 15H 2HR 12SO 2BB 3,09ERA 1,46WHIP ,351BABIP 3,89DIPS / 14GS 84,1IP 59H 2HR 65SO 16BB 2,03ERA (AA)
06年ドラフト32順目ながら順調に昇格し、なんとAAAを飛び越してメジャー初昇格を果たした21歳。すでにチェンジアップはメジャーで十分通用するレベルに達していて、制球もすばらしい。FLAのマイナーからまたも最高の投手になる可能性を秘めた投手が出てきた。
ちなみにレディ・ガガの曲「アレハンドロ」は特に好きではないらしく、レディ・ガガのファンでもないらしい。
ダン・マイヤー 13G 0-1 9,1IP 15H 1HR 4SO 12BB 9,64ERA 2,89WHIP ,389BABIP 7,59DIPS / 18G 23P 19H 3HR 19SO 8BB 3,52ERA (AAA,AA,A+)
モルダーのトレード要員としてA'sに移籍も、才能開花せず昨年FLAでリリーフとして71登板。被本塁打が多く、そこまで信頼できる投手ではなかったがさすがに今季はひどすぎた。DFAされ、マイナーで投げた後先日再昇格。
テイラー・タンカースリー 17G 7,2IP 5H 1HR 6SO 6BB 3,52ERA 1,44WHIP ,190BABIP 5,68DIPS / 20G 19,1IP 18H 2HR 17SO 6BB 4,19ERA (AAA)
04年全体27番目指名の選手。06年からリリーフに転向し、メジャーでもワンポイントリリーフとして活躍していたが怪我の影響で08年大不振、09年全休となっていたが5月27日に久しぶりのメジャーのマウンドを踏んだ。制球が不安定なのは相変わらずだが、カーブを武器に左は完璧に抑えている(20打数1安打)。
レニエル・ピント (詐欺師) 20G 16,2IP 16H 1HR 16SO 9BB 2,70ERA 1,50WHIP ,319BABIP 3,68DIPS
制球が最高に悪く、ピンチを招いて降板する悪者。そのピンチを引き継いだ投手が抑えるが、ピンチで登板した際は必ず失点を許すという詐欺師。とにかく嫌われ者で、DFAされた後Outrightではなく「解雇」された。
カージナルスのAAAで生存を確認。
ジェイ・ベンテイ 4G 5,1IP 7H 5SO 8BB 6,75ERA 2,81WHIP ,438BABIP 5,83DIPS / 21G 30,2IP 25H 3HR 38SO 21BB 3,82ERA (AAA,AA9
メジャー初昇格を果たしたが、あまりにも制球が悪かった。5,1イニングで8四球では話にならない。また、1イニング当たり4,37球も費やしており、リリーフとしてもこのままでは使えない。グッドガイな感じだけに頑張ってほしいけど・・・。
リック・バンデンハーク 2G 1,1IP 3H 1SO 1BB 6,75ERA / 16G 76IP 85H 8HR 67SO 34BB 5,68ERA 4,15DIPS (AAA)
オランダ本国出身の投手で、07年にメジャーデビュー。昨年後半戦からローテに入り、まずまずの内容だったが今季はマイナースタート。6月8日に昇格したものの、一瞬でマイナー降格となってしまった。1年間ローテーションに入れてほしい投手なんだけど・・・。
ちなみにタンカースリーとは仲がいいらしい。
ハンター・ジョーンズ 3G 1,2IP 3SO 1BB 0,00ERA / 10G 45,1IP 47H 3HR 31SO 22BB 4,17ERA (AAA)
ハーミダとのトレードで獲得した投手の一人だが、トミー・ジョン手術を受けると発表されたと同時に解雇。回復次第で来年再契約をする予定らしい。
それにしても解雇は・・・。待ってあげたらいいのに・・・。
あとはジョージ・ソーサ、スコット・ストリックランド、ジェームズ・ハウザーが昇格したものの一瞬でマイナー降格orDFAとなったので書かない。
ハウザーは戦力になる可能性もあるかもしれないけど・・・。
~スターター~
JJ、アニバルは安定(ロバートソンもある意味安定していた)。ノラスコとボルスタッドがイマイチだったのが痛い。後半戦からはノラスコとロバートソンが放出予定で、ウェストがローテ入ることが決定しているため残り2枠をバンデンハーク、ボルスタッド、ミラー、サナビアで争う。スターターは前半戦より強くなるはず。
~リリーフ~
ヌネス、ヘンズリーが予想外の活躍。この二人がいなければ完全崩壊していた。
ベイデンホップとマイヤーの大不振は痛かった。レルーも1年を通して見てみたい投手で、怪我をしたのが悔やまれる。
~チーム総括~
コグラン、メイビン、ノラスコ、ボルスタッドの不調で結局勝てなかった。さすがに勝ち越すだろうと思っていただけに残念だが、これが現実なので仕方がない。
現在42勝46敗で、今年はプレーオフ争いをすることは不可能に近い。
と、いうことでバインフェストは「売り」モードに入った。商品はカントゥ、アグラ、ノラスコ、ロスの4人で、ヌネスもシーズンオフまでに売りに出される選手だ。
一応7月31日までの完売を目指しているらしく、早ければこのオールスター休みの間にも何らかの動きがあるはず。
カブレラ&ウィリス、ウィリングハム&オルセンの大失敗トレードだけはやらかさないで欲しい・・・。