去年の9月に、アスレチックスの07,08年トレードで得た選手のその後・・・ (ここでマートンの日本行きを予言していた 笑)というのを書いてたので、マーリンズもやろうかなと・・・。
6000万の年棒総額が何が起こって1500万にまで下がったのか、興味がある方はどうぞ。
☆11月24日
ジョシュ・ベケット、マイク・ローウェル、ギレルモ・モタ ⇔ ハンリー・ラミレス、アニバル・サンチェス、ハビー・ガルシア、ヘスス・デルガド Rソックスと3⇔4
ベケット・・・99年の全体2順目指名。03年WシリーズMVPを獲得するなど、好成績を残していたものの怪我が多かった。移籍後は怪我も少なくなり、4年間で65勝。今オフFAとなる。
ローウェル・・・マーリンズのスター選手で、03年は自己ベストの成績を残してWシリーズ制覇に貢献。07年にはWシリーズMVP。ここ2年間は怪我に悩まされており、FLAが1Bとして興味とも。
モタ・・・崩壊気味だったリリーフ陣を救うためシーズン途中に加入も、結果はイマイチ。昨年まで7年連続50登板をクリアしているが、今季はマイナー契約。
ラミレス・・・06年の新人王で、昨年はMVP投票で2位。今やMLB全体でもNO.1のSSだろう。マイナー時代は守備力を評価されていたが、昇格後はイマイチ。たまにものすごいプレーを見せるが、草野球みたいなプレーもする。
サンチェス・・・06年デビューし、ノーヒッターを達成するなどすばらしい活躍をしたが、その後は怪我で低迷している。08年から三振を多く取れるようになり、今季は完全復活を期待。
ガルシア・・・高い奪三振力が魅力で、06年はA+で好投も07年が不調、08年は全休で放出。昨年はドジャースとパイレーツのマイナーに所属していた。メジャーでは07年に8登板しただけ。
デルガド・・・05年にマイナーでリリーフに転向し、好成績。06年も活躍したが、07年以降はダメ。昨年はマリナーズのマイナーに在籍も、打たれまくった。メジャーでは08年に2登板。
結果・・・◎
お互いにとって良いトレードとなった。Rソックスは当初、ペドロイアを放出しようとしていたらしいが、バインフェストはラミレスをひたすら要求していたとのこと。
☆同日 カルロス・デルガド+金 ⇔ マイク・ジェイコブス、ユスメイロ・ペティット、グラント・プソマス メッツと1⇔3
デルガド・・・4年契約で入団し、大活躍したものの一瞬で放出された。ただ、メッツでは念願のプレーオフに進出できただけに本人にとっては良かったはず。通算500HRまであと27本だが、今季はシーズン途中まで無所属となりそう。
ジェイコブス・・・守備が下手、左を打てない、選球眼がない、と「三重苦」だったものの、マーリンズでは391試合で69HR。昨年はロイヤルズに移籍も、全く打てずにN-FAにされた後メッツとマイナー契約を結んだ。
ぺティット・・・松坂のオープン戦でのデビュー戦で投げ合い、松坂以上に好投した元プロスペクト。07年にフリオとのトレードでDバックスに移籍し、まずまずの成績を収めた。ただ、被弾がとてつもなく多い。今季はマリナーズのマイナー。
プソマス・・・05年マイナーでブレイク(,301/,399/,517)も、マーリンズでは全くダメだった。昨年は独立リーグに在籍。
結果・・・△
それなりに良いトレードだったが、ペティットとのトレードで獲得したフリオが使い物にならなかったのが痛い。あと1セーブで通算100セーブ到達だったのだが、投げては打たれを繰り返して放出。未だに通算セーブ数は99。
☆12月2日
ルイス・カスティーヨ ⇔ トラビス・ボウヤー、スコット・タイラー ツインズと1⇔2
カスティーヨ・・・97年と03年のWシリーズ優勝を経験している二人のうちの一人(もう一人は現スーパーアドバイザーのコーナイン)。長打力は皆無だが、選球眼がよく、盗塁王も2度獲得している。昨年は08年の大不振を抜け出したが、いつ放出されてもおかしくない。
ボウヤー・・・05年デビューを果たしたが、加入後は怪我のためメジャーでもマイナーでも登板なし。すでに引退・
タイラー・・・三振を多く奪えたものの、制球難。08年A'sでプレーしたのを最後に引退。メジャーでの登板はなく、マイナーでは通算527,1イニングで345四球。
結果・・・×
メジャーデビューすらできなかったので大失敗。もう少し良い選手を獲れたはずなのだが・・・。
☆12月5日
ポール・ロデューカ ⇔ ギャビー・ヘルナンデス、ダンテ・ブリンクリー メッツと1⇔2
ロデューカ・・・04年途中から在籍。08年にナショナルズを解雇された後再び入団。ベイカーとの併用や代打で活躍したが、退団して昨年は競馬のアナリスト。闘志が戻ったのか、ナショナルズとマイナー契約。
ヘルナンデス・・・スターターとしての評価が高かったが、08年途中にA・ローズとのトレードでマリナーズ移籍後は絶望的な成績。08年、投手にとっては災害級の球場で打ちこまれたのが響いたのかも。
ブリンクリー・・・プソマス同様、05年マイナーでブレイク(,318/,427/,512)。長打力と足があったものの、加入後は弱体化して08年を最後に引退。
結果・・・×
ヘルナンデスの評価は高かったものの残念な結果に。結局、ロデューカとデルガドをメッツに放出して戦力になったのはジェイコブスとA・ローズ(ヘルナンデスのトレード)だけ。ジェイコブスを放出して獲得したヌネスが化ければいいけれども・・・。
☆12月7日
フアン・ピエール ⇔ リッキー・ノラスコ、セルジオ・ミトレ、レニエル・ピント カブスと1⇔3
ピエール・・・03年Wシリーズ制覇に貢献した俊足外野手。全く怪我をせず、とりあえず試合にさえ出しておけばまずまずの結果は出せる。2度の盗塁王と5度の盗塁失敗王。最多安打も2度。
ノラスコ・・・08年まではまずまずのスターターだったが、08年大きく飛躍。1,10WHIPはリーグ2位を記録した。昨年は開幕から被安打の嵐で一時期マイナー落ちも、防御率以外のスタッツは非常に優秀で、シーズン最終登板では9者連続を含む16奪三振。今季の活躍次第で長期契約の可能性。
ミトレ・・・07年に27先発し、好成績を収めたものの08年は全休。昨年はヤンキースに在籍。今季はゴダーンらとスウィングマンの座を争うが、あまり長所がない。
ピント・・・制球難で、防御率詐欺をしている。ファンフェスタに現れないなどの問題も起こし、引き取り先がみつかればすぐにでも放出されそう。とりあえず日本の数少ないマーリンズファンには嫌われていること間違いなし。
結果・・・◎
06年終了後にFAとなるピエールの見返りとしては十分すぎるほど。一方のカブスは、ピエールが例年通りの成績を残したにも関わらず最下位に沈み、大失敗のトレードに。
☆12月16日
ロン・ビローン ⇔ベン・ジュリアネル ヤンキースと1⇔1
ビローン・・・モタ同様、05年途中に加入も全くダメだった。昨年はナッツで63登板。オフにマイナー契約で残留も、先日解雇。
ジュリアネル・・・マイナーで好成績を残していたリリーフ。FLA1年目は怪我で7登板に終わり、翌年は不振で放出。昨年はツインズとロッキーズのマイナーに在籍。
結果・・・×
特に痛くもかゆくもないというか・・・。
トレードによる放出は以上で、FAでも大量の選手が放出された。
予算削減を目標としていたため、年棒調停を申請したのはバーネットのみ。そのバーネットのサンドウィッチピックで昨年の新人王であるコグランを獲得した。
主な補強・・・11月22日にアメザガと1年契約。12月15日にジョン・ベイカーをウェーバーで獲得。12月29日にボロウスキーと1年契約。12月30日にオリボ、ヘルムスとそれぞれ1年契約。3月28日にカブスとのトレードでウェルメイヤーを獲得(18登板で放出。ここ2年間はスターターで、計20勝)。
05年のレギュラー
C・・・ロデューカ 1B・・・デルガド 2B・・・カスティーヨ SS・・・ゴンザレス 3B・・・ローウェル OF・・・ピエール、カブレラ、エンカーナシオン
控え・・・コーナイン、イーズリー、トレーナー
SP・・・ウィリス、バーネット、ベケット、モーラー、ライター(FLA史上初のノーヒッターを達成した投手)、バーガス
RP・・・ジョーンズ、モタ、アルフォンセカ、メシアー
この年マーリンズに在籍し、未だにチームに残っている選手はジョシュ・ジョンソンただ一人だ
オルセン、ウィリングハム、ハーミダらもこの年デビューしたが(ウィリングハムのデビューは04年)、残念ながら全員放出されている。
また、メッセンジャー、レソップ、アギラは日本行きとなった。