*またまたマニアックな話題です


リングモジュレーターというエフェクター。
今では単体の商品は見当たらず、マルチエフェクターのパッチに稀にあったりする程度。

なにしろ「音程」を変えるエフェクターだから。

かと言って、オクターブやピッチチェンジャーとは違う。

音程をデタラメに変えるので、使うとメロディーは破壊される。
サイケ全盛期には需要があったのだろう。

筆者もリングモジュレーターを使った曲は聴いたことないな~と諦めてたら

あった。

それも手持ちのCDに。

灯台もと暗し
大正デモクラシー

ブラックサバスの(唯一の)ヒット曲
「パラノイド」のギターソロである。

ただ、さすがに旋律を壊してはオジーに叱られるらしく、リングの音は小さめに重ねてる。

トニーアイオミなりのパラノイア表現、ということか?


さて、その昔、エレクトロハーモニクス製のリングモジュレーターに
「フリーケンシーアナライザー」という仰々しい名前のエフェクターがあった。

アナライザー、なんて言うと、まるで変態向け大人のオモチャのようだ。

この機械の制作記事が手元にある。
ただしICが札幌市では入手困難。

ICL8038CCという乗算器
カンタイプの1496

この2つが手に入らず断念してる。


そこまでして弾きたい曲でもないな。

身近な某女性にパラノイドを聴かせたら
「なに、この繰り返しの曲」
と放下された。

たしかに
ボーカルとギターが同じメロディーを繰り返してる。

ブラックサバス恐るべし!



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