ブラックサバスのアルバムで「エターナルアイドル」というのがある。

筆者はアナログ版で持っており、カセットテープに録音して聴きまくったのが二十歳ころの事。

実は、この作品、ボーカルが別人のテイクでリリースされるハズが、急遽変更。

録りなおしたのが現行品である。


普通なら
ふーん
で済むところだが、幻の第一テイクを歌ってるのがレイ・ギランと知っては、筆者は黙っていられない。

レイ・ギラン

後にバッドランズのボーカルに成るも、数年前に死んでしまった。


最近、輸入版CDはデラックス仕様&未発表曲2曲追加と雑誌で知った筆者は、例によってアマゾン即注文した。

ブラックサバスにしては珍しい、2000円オーバーのアルバムである。

届いたCDを見ると、なんと二枚組。

あれ?

よくよく見ると、2枚目(筆者の事ではないよ)はレイ・ギランのバージョンだ。

!!!

おおーーっ

素晴らしい!

あれほど探した音源が、思いがけない形で筆者の前に登場したのだ。

ウルウル…

これなら10000円でも安い!

聴くと更に感動。

ラフミックスのままなのだ。

トニー・アイオミのギターがザクザク言ってる。


筆者が、ここ数年で一番カッコいいと思うハードロックである。

今や筆者の部屋ではヘビロテで流れるサバス劇場である。