発音のビデオの基礎(始めのレッスン3回目の量)を作りました。(アメリカの発音矯正を某英会話スクールで習いに行っていました。)
全体の概要としては、主要な音の練習。母音、子音を口と舌の位置を確認しながら徐々に語から文の発音までしていきたいと思います。(一応成人の方を対象としています)
大事なとこは英語はピッチの幅が(訂正:ピッチの幅ではなく単語のアクセントと文の抑揚が)あるので、普段の日本語の声よりもたくさん息を出してそれに対応できるようにしてください。アメリカ人の友達と話しているとすごく息がよく出ています。「わた〜しは」の”た”がすごい強い音を出してきます。あと、喉を痛めるといけないので1日30分を目安に練習するように。発音指導も色々なものがあります。ある人はrの音を出すときに、舌を巻くという人もいますが、巻かないという人もいます。極論、自分が楽な方を選べばいいと思います。話が相手に伝わることの方が重要ですから。私は、高校で英語を教えていて、まず自分の発音わる!と思ったのと、発音とリスニング力には相関性があるのかを疑問に思って発音を始めました。あと、若い人たちはモスキート音が聞こえるというのでしっかり発音を教えてあげたい思いました。あ、発音記号を読めない生徒もいました。私のことになりますが、今振り返ると中学生の時にサボっていた塾で、先生が一生懸命私たちに英語の発音を教えてくれていたことを本当に感謝します。(その時はその先生のことをすごいおじいちゃんと思ってたけど)
さて、発音のチェックは英語話者にしてもらうのがオススメですが、一回無料のSPacademyもあります。自分がどこを目標とするのか一度考えて見てください。
https://peatix.com/event/1341341?lang=ja
もう一ついうこの発音矯正は日本人の人が開発したものです。みなさんよく勘違いしているのですが、「発音はネイティブじゃないと〜」確かに、音はネイティブにチェックしてもらった方がいいです。しかし、そのネイティブが日本人の発音を矯正できるとは限りません。「わかる」と「教えれる」は違います。そろそろネイティブ信仰をやめてほしいです。
<<発音練習第1回>>
<<発音練習第2回>> 発音練習2の口の形は基本逆三角形になります。
ムービーは前回の復習、長母音の[ ɑː ]からです。
少し母音と子音の説明をしていきます。母音は英語でvowel声という意味になります。子音はconsonentで一緒に響くという意味になります。母音の特色は、声帯が震えて有声音(声)なります。「アー」という音を出すとわかるのですが、低い音も高い音も自由に声を出せるというのが特徴です。また、強く言ったり弱く行ったりする変化をもつけやすい。母音にはもう一つの特徴があります。舌の高さを変えたり、唇を丸めたりして、違った音を作り出します。「入門ことばの科学を参照 田中春美他」
長母音の[ ɑː ]は口を大きく縦に開けることで、舌も下り低い音が出るのが特徴です。
子音の特徴は、母音の自由度がなくなる感じです。例えば、[t]という音を見たときに舌の先端が上の歯の裏あたりにつき、最終的には息が止められるため(破裂音)音の高さを変えたりすることはできない。(かなり簡単に説明しましたが。。)
今日は前回の続きから行きます。
L /eəl /の発音は、曖昧母音のシュワがの音が一瞬入ってきます。ə ←この発音記号です。
顎を少し下げ、口をポカーンと開けて「千と千尋の神かくし」に出てきたカオナシを思い出してください。「低くてアとオが混ざった音」しか話しません。これが曖昧母音’ə’の音です。この時、舌は力が入っていません。
E / iː /は舌をかなり緊張させますので力強いです。舌が盛り上がる感じです。
æの発音記号は単語をスペルアウトした時は絶対にaになります。
æ→happy
æ →have
æ→ as
æ→bad
æ→camera
æ→ask
<<発音練習3>>
曖昧母音の/ ə /はAmerica [əmérɪkə]という単語を使い練習しました。
/ ʌ /の音は、/ ə /(schwa)のより10倍くらい強くだします。love[lˈʌv]で練習しています。
⭐️ポイント
低い音を出す
カオナシのəと覚える(あでもないおでもない音)
口を日本語の「ア」のように、たてに開けすぎない
発音練習3は口をたてに大体1本指くらい開けます。リラックした口になります。
発音練習3part1/ ə / ʌ /(母音)
part2 / i (母音) the/ ðə/
part3 / h / k / g / ŋ /
今日の動画は the / ðə です。
theのコツ
①口・舌はリラックスで
②舌は噛まない。上の歯を持ち上げる感じで。
③ðə の時は舌をブルブルさせ喉からだす。
<<発音練習part4>>
発音練習4の口の形は、ウッドペッカーのように口を尖らせて、そして前歯4本見せます。口は少しだけ開けます。
日本語の音は母音で終わりますが、英語は子音で終わることも多いです。その音が小さくて相手が何を言っているかわからない時があると思います。改めて発音の練習は大事だなと思いました。
tʃ / dʒ (破裂+摩擦音)
(余分な母音が入らないように発音練習していきましょう。)
lunch / lˈʌntʃ(米国英語)/
catch //kˈætʃ(米国英語)/
Japan/ dʒəpˈæn(米国英語)/
college//kάlɪdʒ(米国英語), kˈɔlɪdʒ(英国英語)/
/ʃ /と/ʒ/の音は摩擦音と言われています。
/ʒ/の音は語頭にくることはなく語尾や語中にくることが多いそうです。
やはり強く出さないと音が聞こえづらいので練習しましょう。
/ʃ /
she
ship
shoes
English
/ʒ/
pleasure
message
television
Asian
<<発音練習5>>
発音練習5はwとOの発音です。
w(子音)は疑問詞で使うwhの発音をする時に役立ちます。
また、Oは二重母音のouになります。この辺りも発音矯正しなかったら気づきにくいところだと思います。
O/ouで使われる音。
I don't know.
I won't.
ouの’o’はシュワの音なので、口を大きく開けすぎないことがポイントです。
<<発音練習6>> /p/ B/bíː / M/em/
<<発音練習7>> F/ef/ とV/víː/
<<発音練習8>> C/síː S/es Z/ziː