おたく☆まっしぐら 感想
■はじめに
秋葉原の町を拠点にオタク道を極めるという、SLG式ギャルゲーであります。かなり細かい部分まで秋葉原の町が再現されているので、行った事がある人ならばニヤニヤする事間違いなし。
後世の人達が21世紀初頭の日本文化を理解するのにうってつけな教材であると言えましょう。是非、学校図書館の視聴覚室に!
このゲームはバグが半端ないと言われていますが、パッチを当てればなんとか最後まで出来ます。後は脳内補完するしかありません。しかしこの前銀時計のサイトにパッチを取りに行ったら、専用ページが消えていました。パッチはミラーサイトから取るしかないようです。
■シナリオ
今までやってきたギャルゲの中でも一番面白かったと思います(ギャグやパロディのセンスという意味で)。これと張れるのは「つよきす」くらいだと個人的には思っています。
主人公本郷明の、「一つのものをとことん極める」という、古きよきオタクの美学を持ってして昨今の産業の風潮を暗に批判しているとも取れます。
それは男女関係にも向けられていることで、主人公がヒロインを好きになる過程に表れています。最初は三次元に全く興味がありませんが、ヒロインをまず一人のオタクとして興味を持つ事により、大体のルートは発展していきます。「こいつらなんで寝てんの?」と疑問に思うことがありませんでした。
しかし、良い加減で、大らかさ、や多様性に対する理解、が(それがオタク文化の良さでもあるから?)感じられ、決して押し付けになっていない所が上手いなあ、と思いました。
■CG
「戦場のカメコ」をパロった立ち絵があったりします。一部ヒロイン達の帽子がでかすぎて不自然だと思いましたが、慣れれば個性的だと思えてきました。
■キャラ
さすがに濃いキャラが多いです。ヒロインは一人を除いてみんなオタク。で、その一人も幼なじみキャラ。バッチリ!主人公が破滅的に硬派。でもこういう生き方があってもいいかも。
■エロ
もはや何でもあり。コスプレ陵辱監禁触手ふたなり801ショタ・・・おたく☆まっしぐらの名に恥じないバリエーション。もうここまで来るとひたすらネタ。
■音楽
ちょっと変わった感じの、いい意味で「おたくっぽい」音楽です。
■システム
責めるとすれば、ここしかないでしょう。プログラムを組んだ事が無いので良く分かりませんが。ゲーム自体は進め易かったんですが、途中でボイスが抜けたり話が飛んだりで意表を突かれまくりました。
■まとめ
ちょっとシステムがクソですが、内容は絶品です。バグゲーだからと言ってこれをやらないのは非常に惜しい。バグゲーで地雷ゲーだがクソゲーではない。という感じですね。実は一番多くリプレイしているのはこれだったりします・・・。