やっと終わった。ストラテに集中できるぜ! | 解脱

やっと終わった。ストラテに集中できるぜ!

 『最果てのイマ』を頑張って読み終えました。ネタばれが酷いんで反転しています。


 感想は・・・まさかこんなに大きい話になるとは。第一部と第二部のギャップがありすぎて脳がついていかない。途中何度も脱走を計りかけましたが、何とか最低限読めました。

 第一部の主人公は未来に絶望し、七人の友人との聖域を維持することに固執、物語は破滅的な甘さに満ち溢れています。周囲と馴染めずはじかれた者達が集まり、それゆえに仲間達への信頼や依存が強まり、結果、強い絆で結ばれる。。

 忍が友人候補を探す時、目星をつける相手は「一人かどうか」。候補に友人らしき人がいると落胆する所は、かなり共感できました。

 なんと言っても俺も転校ばっかりだったんで。小学生の頃は大分自然に溶け込めたけど中学高校となるともう、部外者が入り込む余地は残っていない事もありやした。

 んで、残っているのは不良か、無口かいじめられっ子ですね。まあどちらも表裏一体のものですが(ファッション・ヤンキーは除く)。そんで、『最果て』だと章二は不良で。沙他加とか葉子、斎は無口でしょうか。あずさんはいじめられっ子ですな。そんで一番俺の立ち位置に近いと思ったのが笛子。

 俺は色んなグループを行ったり来たりして、うわべだけの軽妙な会話で生きてきたんで、何と言うか、あの、進学に望みを持っているとことか。イマイチ他と比べて仲間になりきれてないとことか。

 俺も昔は全くタイプの違う人間達とつるんでいた時期がありましたが、俺は俺のまま、ヘラヘラしてて。一方、仲間は南米からやってきたすごい不良で恐れられていたり。刺青とか見せてくるんですが「鉛筆が突き刺さった後にしか見えん。それなら俺にもあるぞ。」と言ってやります。相手は笑うだけです。

 だから俺は周囲から「何でこいつが」「理解しかねる」という視線で見られていた気が。まあおかげで手は出されなかったんだが。まさに虎の威を借る狐状態でした。しかしその人が学校来なくなった途端にやはり世間の風当たりが強く・・・。

 そういう事を思い出しながら読んでましたよ。

 そんで第二部になるといつの間にか戦争が起こることになって、主人公忍は王として人類を守る戦いに・・・。一転して人類丸ごとですよ。工場とかヤンキーとの闘争があまりにもちっぽけです。今まで俺は何に感情移入していたんだクソ!となります。そして意味の分からない単語や文字群がスチームローラー十個師団の様に押し寄せてきます。必死で戦線をつなぐべくオーバーロード気味の頭を奮い立たせ、タウリンで脳を薬物強化。目をカッと見開き辞書片手に望み、ギリギリで話の筋は理解します。もう大変でした。

 しかし第一部と違い、何というか、未来のための戦争なんで、戦争といえど希望があるように感じたのは俺だけ?第一部を読む方が精神的にマズイでしょうな。やぱりクロチャもそうですが、最後に救いを持ってきたか。最後の一蹴りがあったらライターを呪っていたでしょう。

 そんなわけで、結論、「やはり面白かった。驚愕。もはや社会復帰は困難。個人的にライターに送金したいくらいだ。」むろん、ゲーム会社や絵師さん、あと特に音楽さんにも。