いままでの人生で、一番辛かった出来事・・・ | きょうから ”役に立つ!” 仕事術ブログ!

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先日、電話会議が始まる前に雑談をしながら、30過ぎの男性にこんなことを聞かれました。

「今までの人生で、一番辛かったことってなんですか?」

後にも先にも、こんな質問をされたら私がする答えは一つしかありません。

 

それは、入社後10年くらい経った時のことです。私の担当していた製品の工場が、

アメリカのシカゴからニュージャージー へ移った時のことです。

 

 

本社の責任者からは、「ラインの移設などは専門業社がちゃんとやるから、ほとんど納期には影響しません」と

言われていたので、安心していました。

ところが、私の担当している約30件分のお客様へ納入する製品が、納入の1ヶ月前くらいになると、

「2〜3週間ほど、出荷が遅れるかもしれないから、お客様に連絡してください」と連絡がありました。

 

内心は、「やっぱりアメリカ製品は、まずちゃんとくることはないよな」と下駄を履かせて、

1ヶ月ほど納入が遅れると、お客様へ案内をしました。日本のお客様は優しいので、

「まぁ1ヶ月なら仕方ないか。でもちゃんと納入してね」と、やんわりと言っていただけました。

優しかったのは、その時が最後でした。

 

実際の納入は、早くて3ヶ月遅れ、遅くて6ヶ月遅れで、中には6ヶ月後になって、

「見通しが立たない・・」と言ってくる始末。

以降、約半年間は毎日お客さんから怒りの電話が来て、確定納期を出せと叱られたり、

謝りに来いと2時間黙って怒られたりで、会社へ行くのが本当に辛かったのです。

 

どうしても許してもらえないお客様は、もう義務的に「納期遅延は1日あたり、発注金額の1000分の3を支払うこと」

とN石油さんと、N鋼管さんから申し受けました。1箇所あたり延滞金で1,000万円ほど支払うことになりました。

 

ただ、救いが2つありました。これによって変な話ですが、落ち込んで「自殺」することはなくなりました。

それは、同じ仕事で海外担当をしている同期の仲間が、半分くらいのお客様へ同行してくれて

一緒に怒られてくれたのでした。これは、「怒りの分散」ではありませんが、責任を感じる度合いが

半分になったことは否めません。更に怒られに行った会社の門から一歩出ると、

「まいったなぁ、何もあんなに怒ることないのになぁ」と、「じゃぁ、一杯やって帰ろう」と

気分の発散をシェアしてくれたことでした。これには精神的にすごく助けられました。

 

もうひとつは、突き詰めると納期遅れは、自分のミスから起きたことではない、ということです。

自分のミスなら、それこそ断崖から頭身自殺したかもしれません。

何十人もの人たちの開発計画を遅らせてしまったわけですから、

その責任は重大です。本社の納期の読みのミスであって、

現場を担当する私の責任ではなかったということです。

これは、いい意味で「他人ごと」扱いできたわけです。

 

ちなみに、その時すでにその製品の責任者に近いポジションにいたので、

上司の部長には報告するだけで、「頑張れよ!」の一言を頂くだけでした。

 

みなさんも、ミスったときに一緒にいてくれる仲間を作ったほうがいいですよ。

それこそ「一生の友」になります・