第五弾は、また玉村豊男ですが、彼の翻訳物で
「美味礼讃」です。
作者は、洋酒のケーキの「サヴァラン」の謂れともなった、
フランス人のブリア=サヴァランです。
なんと1825年の出版です。
それを、玉村豊男が現代風に翻訳し直したというもの。
本来の題名は、「味覚の生理学」ですが、玉村豊男の前に翻訳をされた
関根秀雄、戸部松実両氏が一般受けするようにと改題したもの。
食に関することが、430ページ程に書かれています。
全読していませんが、面白かったのが、コーヒー豆はミルで粉砕するのではなく、
乳鉢を用意して、木製の杵で丹念に叩いて粉砕して淹れた方が遥かに美味しいのだそうです。
ブラインドテストみたいな事を、同時やった結果だそうです。
昔から、飲む食べるは人生の一大事です。
前職の遥か上の上司(オランダ人)は、ワイン好きで自宅の地下室に
3000本のワインを貯蔵していたそうです。
オランダ人は宗教的な理由で、食にはこだわらない人種だそうですが、
こだわる人もいたんですね。
