生地に加工する | yokota keishiのブログ

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テキスタイル、生地についての素人よりもやや詳しい程度のワタシがお教えします。

雨が降ってます、なかなか止みません。
気象協会では天候を知るには百年単位で統計を取り、
温暖化だとか気象異常だとかを言うらしいです。
でも、ワタシはここ数年で明らかに環境が変わってきたと思うのですが。

さて、生地を織ると湯通ししたり、圧力を掛けたりして整えて
縫製しやすい状態にします。
でも、これだけtrendが変わり技術が向上してくると、そのままの状態よりも
より良くなる、または顔付きが変わる加工を施してバリエーションを
出して  新しい素材を作り出します。
加工と言えば、コーデュロイも加工品なんですよ。
あれはね、横にループに織ったものをあとからカットします。
起毛加工がよくあります。
カシミアなんかでよくウェーブがかかったようなのがありますが、
あれは織りあがった生地にアザミの実を回転させた下をくぐらせます。
そうすると軽く横糸に絡まったカシミアの糸が、
細長い起毛を伸ばします。
それを上から水を流してきれいな起毛をこさえます。
コーデュロイも起毛生地も一定方向に毛が流れていますから、
裁断する場合もその方向通りにしないと、光の反射によって
色に濃淡が出ますのでご注意下さい。
また、撥水加工の技術も日進月歩で目覚ましく良くなりました。
まえは撥水効果を上げるほど生地が硬くなりシルエットが出ませんでしたが、
最近は何らかわりなく柔らかい風合いで保つことができます。
これにより防汚の役割もしますから、
白いカシミアのコートもいつまでも着られるのです。

まだまだありますが、今日はこの辺で♪