CoCo壱番屋のカレー、美味しいですよね♪

さて、その店内で見かけた販促物批評。
テーブルに置かれた濃厚バニラアイスクリームのPOP。カレーを食した後のアイスはさぞさっぱりして美味しいだろう。
しかしここで違和感を覚える言葉がある。
「プチ贅沢」という言葉である。「プチ」な贅沢とはなんだろうか。外食に来て、メインを食した後のデザートに一人あたり250円相当も使う事が「ちょっとした」贅沢とは。随分とノーマルな贅沢のハードルを上げてくれるではないか。家族で来ていたならば瞬時に人数分を掛け算する事だろう。そして、ならば帰りにスーパーでアイス買って帰ろうという話で決着がつきそうてある。
これでは食後のデザート提案につながりにくい。「プチ」ならばプチらしくする事だ。250円で一体どれどけの内容量ごがあるかわからないが、その30%くらいの量で価格は80円あたりならどうだろう。それくらいなら、という心理が働く筈だ。「それくらい」というのは価格とそこからお客が勝手に想像するアイスの量である。こういう所で80円ならあれくらいかな?と、一口でいいのだ。メイン食べたばかりだし、一口なら欲しいのである。居酒屋と違い、基本的な滞在予定時間も短いので時間的な制約もなんとなくある訳である。
次にアイスそのものについての情報が謎過ぎる。
得られるのは濃厚なバニラアイスクリーム、という情報だけある。感情移入できる商品のストーリーが欲しい。もしストーリーがなければ、そのPOPは「なんの特徴もないどこにでもあるごく一般的なバニラアイスクリームですが味は濃いです。内容量は適当ですがかかくは250円です。これちょっと贅沢じゃね?」と物語っているようなものである。
250円で濃厚バニラアイスクリームといえば、ハーゲンダッツが買える。その上を行くアイスなのか?これではまたまた、この後スーパーによって帰ろうという話になる。
北海道の生乳がどうだとか何かしら商品のストーリーが製造メーカーにある筈である。
お客の置かれた環境、心理を捉えつつ、商品の良さを伝える。
まあ、これを実現するのが、難しいんですけどね。
