Tさんとの関係は、希が生まれて、しばらくは落ち着いていた。

もう、このまま、お互い関係の無い人生を歩んで行くと思っていた。

だけれど、Tさんは、弁護士との約束を破り、私達に付き纏った。

弁護士を通して、再度警告をしても、聞く耳を持ってない様だった。

「俺には、失うものなんて何も無い。警察に捕まったって構わない。捕まるくらいなら、お前も希も、みんな殺した方がいい。」

結局は、戻るしかなかった。

私が、毎週土曜日に、Tさんのマンションへ行く事を条件に、私の実家には近寄らない事、希には会わない事を約束させた。

Tさんは、私に圧し掛かりながら、何度も何度も、私に、言い聞かせるように言った。

「人生をやり直しなんてさせない。絶対、離れない。他の奴と幸せになんてさせない。」

希さえ、守れるなら、何だって我慢出来た。

Tさんは、相変わらず、避妊をしてくれなかった。

私は、Tさんには、ばれないように、ピルを飲み始めた。

だけれど、気持ちとは反対に、Tさんの愛撫に慣れきった身体は、簡単に、Tさんのモノを求めた。

抑え切れない喘ぎ声を出して、自ら腰を動かす自分自身が、汚らわしかった。