希の身体には、色々な問題があった。

腎臓の他に、足の奇形もあった。

聴力は、まったく聞こえないわけではないけれど、人よりは劣っている事がわかった。

後は、定期的に検査を受ける事になった。

人よりも体力的に劣ったとしても、甘やかさずに、しっかり育てて行きたい。

それだけを考えていた。

風邪をひいただけで、入院した時には、どうして、風邪をひかせてしまったのだろうと、自分を責めた。

入院して、手術を受けた時には、術後の管だらけの身体を見て、可哀相で、どうして、ちゃんと産んで上げられなかったのだろうと、思った。

先日、かかりつけの総合病院で、ここでは、これ以上、希の治療は出来ないと言われ、大学病院の紹介状を貰った。

Tさんとの関係は、終わったと思われていたけれど、週に一回、希を母に預かってもらい、マンションへ行っている。

Tさんへの、愛情ではない。

希を守る為に・・・