Tさんは、従順なままでいれば、とても優しかった。

仕事から帰って来ると、まずは、セックスをした。

拒めば、暴力を振るわれ、結局は無理やりに抱かれるだけ。

お腹の子供を守る為に、私はTさんが帰って来たら、自分からTさんを求めた。

苦痛だけのセックスだったけれど、必死に演技した。

Tさんは、Tさんと一緒なら、外出も許してくれるようになった。

お腹は、どんどん大きくなってきた。

「もし、子供が、自分の子供じゃなかったらどうするの?」

そう聞いた私に、Tさんは恐ろしい過去を語り始めた。