Tさんが、豹変するのが怖くて、毎日顔色を窺いながら過ごした。
セックスする時も、機嫌を損ねて、アナルに入れられたら、と思うと必死で演技した。
妊娠中のセックスはリスクがある事はわかっていた。
だけれど、断ったら何をされるかわからない。
だから、結局は抱かれた。
だるい日が多く、セックスする気分にはなれなかった。
だけれど、Tさんに触れられると、身体は反応した。
そんな身体が嫌だった。
「たまには気分を変えよう。」
そう言ってラブホテルに連れて行かれた。
部屋に入って目に入ったものは驚く物だった。
壁には、両手、両足を拘束する道具。
ベットの周りにも、バイブや、目隠しや、手錠があった。
驚く私に、Tさんは言った。
「言う事を聞けば、乱暴はしない。」
そう言って出した物は、婚姻届だった。
「書けない。」
そう答えた私に、Tさんは手錠をかけた。
「どうなっても?」
私は、一生懸命自分の気持ちを伝えた。
絶対Tさんの子供だと確証がないのに、結婚は出来ない。
認知も同じ。
Tさんは、黙ったままだった。
そして、手錠を外した。
「愛されている証拠が欲しい。」
私は、自分で服を脱いだ。
Tさんに見せつけながら、下着を脱ぐ。
そして、言われるままに、ソファーに座り、両足を開いた。
私のあそこを舐めているTさんの髪の毛を撫でながら、喘ぎ声を上げた。
「すごくいい。気持ちいい。」
Tさんの舌の動きが早くなった。
演技のはずだった喘ぎ声が、本物になった。
私がイッた後、Tさんは、入れてこなかった。
シャワーを一緒に浴びて、ベットで眠った。
Tさんは、そんな私をずっと見ていた。
Tさんは、私を疑っているのかもしれない。
そう思った。