目が覚めたら、知らない部屋・・・

全てが夢みたいに思えた。

朝食を済ませ、フロントに外出する事を告げ、外に出た。

ここだったら、土地鑑はあるし、Tさんも、K君も来ないだろう。

ここに住む事は出来ないだろうか・・・

お金も無く、身分も証明出来るものも無い。

妊娠中だから仕事を探すのも難しいだろう。

部屋を借りるのも多分無理だろう。

やっぱり、帰るしかないのだろうか。

ふと、思い出したのは、ある人の事。

お願いしたら、もしかして・・・

行くだけ、行ってみよう、そう思った。

とりあえず、ホテルに戻った。

部屋で、夕食を食べ、眠った。

夜中、ふと目が覚めた。

不安が、押し寄せてきた。

Tさんから、離れたいと思っているけれど、Tさんに探して連れ戻して欲しい、そうも思っていた。

ふと携帯の電源を入れた。

そして、Tさんの携帯に電話した。

だけれど、Tさんが出る前に切った。

一体、私は何をしたいのだろう。

私の携帯が鳴っている。

私は、通話ボタンを押した。

Tさんの声が聞こえる。

私は、結局、逃げる事しか出来ない。

だけれど、Tさんのセックスに慣らされた身体は、夜になると、Tさんを求めてしまう。

私は、自分で、シャツの上から胸を揉んだ。

頭が痺れる様な快感が襲ってくる。

自分の手じゃ、足りない。

イキたい。

私がほしいものは、指じゃなくて、もっともっと、太いもの。

あそこに指を入れた。

Tさんに聞こえるように、指を動かす。

身体が勝手に動き出す。

抑えても抑えても、声が洩れる。

あそこからは、愛液が溢れ出す。

私の手は、私の愛液で濡れていた。

イッた後、自分が、とても、汚く感じた。

そして、携帯を切り、電源も切った。