私は、セックスには淡白な方だった。
Tさんに抱かれた時には、もちろん処女ではなかった。
経験だって、それなりにあった。
今までの私は、セックスは愛を確かめ合う行為であって、気持ちの伴わないセックスなんて、ありえないと思っていた。
獣のようなセックスも、私にとっては、ありえないはずだった。
ましてや、それで、快感を覚えるなんて・・・
そんな私が、Tさんとのセックスに溺れている。
そして、K君にも、Tさんにも、抱かれて・・・
今までの私だったら、そんな人間に嫌悪感を感じていただろう。
今の私は、自分から足を広げ、手で、あそこを広げ、自分から喜んでTさんに舌で舐められている。
舌を出し、Tさんに舌を絡め取られ、唾液を啜りあい、貪り合うようなキスをしている。
胸を強く揉まれ、乳首を抓られ、快感で身体を震わせている。
獣のようにバックから貫かれ、涎を垂らし、腰を振り、嬌声をあげている。
足を大きく開き、Tさんの腰に足を絡め、Tさんに中に出されて、暗い快楽の虜になっている。
愛していない男とのセックスで感じるなんて。
愛していない男に、抱かれたいなんて。
Tさんに関係を強要されていた頃は、Tさんに早く解放されたい、ただ、それだけだった。
今は、Tさんに抱かれるのが待ち遠しい。
Tさんが、私の中に出した後、Tさんの出したものが出てくるのを、Tさんに見せつける様に、あそこを自分の手で広げ、Tさんに見せつけた。
デジカメで写真を撮られながら、私のあそこは、涎を垂らし、ひくひくしていた。
私は、我慢出来ず、Tさんの手を、私のあそこに触らせ、愛撫をねだった。
Tさんの細くて、長い指が、私のあそこを出たり入ったりしている。
もっと、太いものが欲しい。
奥まで欲しい。
私の膣がキュっと締まった。
「涎が溢れ出てきてるぞ。栓をしてやる。」
そう言われた瞬間、ズンと子宮の奥まで貫かれた。
甘いしびれが、全身を駆け巡る。
声にならない喘ぎ声ばかりが出る。
Tさんとのセックスは麻薬の様だった。
二度目の妊娠がわかった後、Tさんは、乱暴に私を抱く事がなくなった。
優しく胸を揉んだり、舐めたりしながら、全身を丁寧に愛撫していった。
中に出す事はなくなり、挿入も浅く、動きも優しいものだった。
仕事に行く前、私に啄ばむ様なキスをする。
跪いてお腹にキスをしてから出て行った。
仕事から帰ってくると、私にキスをして、お腹を擦り、キスをする。
そんな日々が続いた。
私は、K君に連絡もせず、Tさんの部屋に居た。
つわりは軽かったけれど、身体がダルい日が続き、食欲も無くなった。
Tさんは、私の為に台所に立ち、料理を作った。
掃除や洗濯も、私にさせる事は無かった。
部屋の中には、ベビーチェストとベビーベット。
沢山のおもちゃ。
チェストの中には沢山のベビー服。
まだ、私は戸惑いの中にいた。
ある日、Tさんが仕事から帰って来ると、女の子を連れて帰って来た。
小学校、3、4年生位の可愛い女の子だった。
女の子は、Tさんの娘さんだった。
Tさんは、私の妊娠を、元奥様と娘さんに伝えていたらしく、娘さんは可愛いプレゼントを持って来てくれた。
娘さんは、私のお腹に話しかけた。
絶対妹が欲しいの、でも、弟でも嬉しい、そう言った。
Tさんは、娘さんを家まで送る為に出掛けて行った。
またね、娘さんはそう言って帰って行った。
このままでいいのだろうか?
どっちの子供かもはっきりしないのに。
K君との事も、そのままだ。
逃げていては、産まれて来る子供に顔向け出来ない。
私は、K君の部屋に向かった。