それからのK君は、私の行動を監視するようになった。
何度も鳴る携帯。
「今どこ?何やってるんだ?」
何度も、繰り返される質問。
夜は、Tさんに抱かれていないかを確かめる為のセックス。
もう、そこには、私に対する愛は無かった。
私は、K君に許されたい、愛されたい一心で、精一杯応えた。
屈辱的な質問も、屈辱的な体位も。
それでも、K君が、私に愛を囁く事は二度となかった。
裏切ったのは私。
そして、今でも、K君を愛している私。
K君は、公園や、車、川沿いの土手で、私を抱いた。
汚らわしいものを見る様な目で見ながら・・・
それでも、私は、K君と一緒に居たかった。
ある夜、いつもの様に私を乱暴に貫いていたK君。
私を弄りながら罵倒し始めた。
「こんなにぐちょぐちょ濡らして、男だったら誰でもいいのか!!こんなによがりやがって。淫乱女!!お前なんて、公衆便所なんだよ!!」
悲しくて、涙が出た。
だけれど、K君に激しく突き上げられ、嬌声をあげてしまう私。
K君は、私の中に出すとすぐに離れてしまった。
そして、背中を向けたまま服を着ると、私の方を見ようともしないで、出て行ってしまった。
一人ぼっちの部屋の中で、さっき、K君が言った言葉が甦ってきた。
K君の信頼と愛情を裏切り、傷つけた私。
私が居るだけで、K君は嫌な思いをするだろう。
私は消えた方がいい。
私はバスルームで手首を切った。
意識が遠くなる中で、幸せだった頃の私とK君が見えた気がした。