うららかな朝、それは起こった。
カフェのテラスでくつろぐなじみのメンバー。
歩道に背を向けてカプチーノの泡を楽しんでいると
アウチ!(訳:痛い!)
後ろから女の人の叫び声が上がった。
何事ぞと後ろを向くと、
いい具合に肉づいた若い女の子が倒れていた。
あれまぁ、大丈夫かいな、と思った次の瞬間
私の目に飛び込んできたのは
その女の子の手から首にかけてからまった
へび。
固まっている我らをしり目に、
何事もなかったように去って行った彼女。
お元気ですか。
彼女の姿が見えなくなるまで
一同言葉を失っていた。
なぜ・・・・
ある者は言った。
「ぼかぁてっきり、彼女がへびに突如襲われて
驚きのあまり倒れたのかと思ったよ。
飛び出して行ってへびを倒すべきか悩んだね」
しなくて正解。
だいたいにしきへび級のへびが突如現れるような
そんな町に越してきた覚えはない。
ある者は言った。
「私はペットだと思ったわ。
彼女が倒れながらもへびが下敷きにならないように
かばっていたから。」
愛です。L・O・V・E。
しかしですね。
もしもですよ、もしも彼女が自分の身を守るための
判断を誤っていたら・・・。
つまり、へびさんがですよ、
彼女の豊満な肉体の下敷きにされるなんてことになっていたら、
へびは果たして彼女を許したでしょうか。
鳥の次は「人、目の前でへびにかまれる」なんて
惨劇が起こらなかったことに感謝します。

