脱力 | markikoのブログ

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思ったままをつれづれに綴ります

非常に個人的なことだが、

脱力したことを書き留めておこう。



昨年度の授業で私が一番時間をかけ、

大きなチャレンジをし、まさに寝る間も惜しんで

作り上げた授業「3年聴解・会話」クラス。



取り上げたのは「ディスカッション・ディベート」

学生のレベルからしたら難しいという要素も

もちろんたくさんあった。



自らの思考を深めつつ、

かつ根拠を示しながら相手に反論していく。

これを第2言語でするのだから、

もちろん大変だ。



ディスカッションでは、自分の意見を

述べるだけにとどまり、

相手の意見を受けて自分の意見を言うということが

できずにいた学生が、ディベートという役割が

はっきりした活動の中で自分の意見を

関連付けられるようになっていく姿に

彼らの成長を見ることができたと思っている。



そして、今年。




なんとこの授業開講されないことに。




理由は、おそらく「いい成績がとれないだろうから」




難しいことにチャレンジして、

自らの能力を高めていきたいというハングリー精神

のようなものはないのだろうか。




中級になり、書き言葉やフォーマルな言葉を

学ぶようになる頃に合わせ、

各科目間の連携を考え、

3年後期の授業にスムーズに移行できるよう

始めた今年度だったのに・・・。



私は、言葉は単に自分の思いや

考えを伝えるためのツールだと思っている。

いくらスムーズに素敵に言語を操ったところで、

その人の中身がなければ、人は耳を傾けないだろう。



そして、論理的に自分の考えを伝えるという作業は、

言語いかんを問わず、必要になる能力だと思っている。




日本語を主専攻で勉強し、

日本への留学についても考えている彼らにとって

一つの貴重な機会を一緒に作りたかった。




本当に残念だ。






来年はこの大学を去り、中級をがっつり教えられるような

環境とは無縁の生活が待っている。


最後の最後がこれか。。。




こんなことなら、もう去年でやめても良かった。

去年の3年生と完全燃焼して気持ち良くやめておけばよかったな。





虚しい。





もちろん後期の授業も頑張るつもりだが、

裁量の余地が少ない文法クラスだけだから、

アイディアマンの(自分でいっちゃうけど)私にとっては

物足りなくてたまらない。


いろいろチャレンジするにも限度があるから。

文法クラス。




最後の学期、のんびりやれってことかな。。。

溜息の木曜日なのであった。