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相場伯爵のブログ

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日経平均株価予想レンジ(1万4200~1万4400円)
(昨日終値1万4205円、シカゴ日経平均先物1万4340円 )

直前予想を覆し、週末に2020年の東京オリンピック開催が決まって
初めての取引きとなった昨日の株式相場。3兆円とも言われる経済効果が
期待され、また7年という時間軸も現れ祝賀ムード一杯の寄り付き前。
為替も日経平均の上昇を期待され円安となったことから、寄り付き前から
全面的に買い優勢となりました。

外資系証券の注文状況は売りが1090万株に対して買いが1370万株と280万
株の買い越しに留まったのは一見以外ではありますが、イベントの多い週末を
挟んだことから、これは仕方無いことだったかもしれません。

寄り付き前に発表の日本第二四半期のGDP改定値は、一次速報の年率2.6%
が上方修正され年率換算で3.8%となりました。これは市場予想の3.9%には
届きませんでしたが、祝賀ムードの中上方修正の面が好感視されるものでした。

寄り付きから280円の大きなギャップを作っての取引き開始となり、当然の
ごとくオリンピック関連の不動産、建設、観光、を中心に幅広く買われ一時
金曜日比390円高の1万4251円まで上昇。

高値を付けた後は、取引時間中に1ドル100円を付けた円相場が円高方向
へ舵を取ったこともあり、利益確定から反転をしましたが、先高期待感
からの押し目買い意欲は非常に強く、下落幅も限定的。

利益確定の売りは着実にマーケットに吸収され、またこれまで足を引っ張って
いたアジア新興国の株式市場も上昇をしたことから、再び上値試しとなり
高値を維持したままでの終了です。結局終値は344円高の1万4205円、
売買高は29億3756万株、売買代金は2兆1007億円と約一か月振りとなる
2兆円の回復です。

昨日は業種別では、不動産、建設、倉庫、鉄鋼、陸運、証券、非鉄、小売り
等の上げが顕著でしたが、大きい枠組みの中ではオリンピック関連の上昇
がやはり目立ったというところでしょうか。
Olympicグループの株が一時6.1%(終値ベース1%高)髙となったことが
象徴するように、オリンピックに沸いた一日であったといえます。

さて、これからです。甘利経済再生担当大臣が昨日懸案の事項である消費税
率の引き上げについて10月1日に安倍首相が発表する可能性が高いとの
見方を昨日示しました。消費税率と成長率は反比例の関係にあることは
誰もが知るところですし、また世界情勢を見てもシリア問題、FOMC、独逸
の総選挙と今後もイベントが盛りだくさん。
オリンピック効果で日本株に対する先高観はあり、イベントが勃発しても
大きな歯止めになってくれるものと期待されます。

「強気相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観のなかで成熟し、
幸福の中で消えていく」

という格言をしっかりと肝に銘じる時であることを忘れてはなりません。
現在の立ち位置ですが、「悲観」と「懐疑」の狭間にあると思っています。

本日は米国10年債利回りが低下をしていることは、円相場にはネガティブ
ですが、為替は99円台半ばで止まっており、日本株式相場にはポジティブ
です。シリア問題などのイベントリスクを控えていますが、昨日の高値は
超えていくと考えています。

<テクニカルの視点>
昨日の動きで5月中旬の高値からのレジスタンスラインをブレークしました。
一日だけではわかりませんが、海外の動きを見るとこのレジスタンスライン
内に回帰する可能性は少ないと言えます。

高値メドとしてはベターボリンジャーバンドが示す1万4291円その上は、
これまで相場がもみ合った節目の1万4500円、ボリンジャーバンドの+3σの
表わす1万4554円があげられます。

下値としては5日移動平均線にあたる1万4032円、そして金曜日と昨日の
動きでできた大きな窓である1万3860円となります。

<本日の相場格言>
相場にさからうな

<本日の易経>
つちのと う = ここからじり高

金曜日のお告げの「買いチャンス」は保留としましたが、本日の
上昇を見るにつけ「○」に変更します。
また昨日のお告げは「じり貧」。寄り付きが高く始まり、寄り付きよりも
低い価格で終了したのであれば、じり貧でしょうが、終値は始値よりも
髙かったため、昨日のお告げは「×」とさせていただきます。
(易経通算成績表25勝19敗9引き分け)


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